株式会社LARGO代表。東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなど店舗の空間デザインを行うデザインスタジオ。ジャンルを問わず様々な分野の空間をプロデュースしています。
この記事を読んでいるあなたは、
小規模な美容室の開業を検討しているのでレイアウトの参考が見たい
一人美容室のデザイン事例を探している
個人美容室の内装費用の目安を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
美容室はただ髪を切る場所ではなく、来店するたびに特別な体験を提供する空間です。
そんな美容室を個人で運営する場合、おしゃれで心地良い場所に仕上げるために内装デザインはとても重要です。
限られたスペースを活かしたレイアウトや機能性と快適性を兼ね備えるポイントを事例と共にご紹介します。
店舗設計・内装デザインの株式会社LARGO(ラルゴ)
個人美容室の内装デザインが重要な理由
個人美容室を成功に導く要素はいくつかありますが、その中でも内装デザインの役割は非常に大きいです。
なぜなら、内装デザインはお客様に提供するサービスの質だけでなく、美容室のイメージやブランドを伝えるものだからです。
内装はお店へ一歩踏み入れた瞬間に、美容室の価値観やコンセプトを具体的に伝える媒体となります。
そのために、ただ流行を追うだけでなく、長く愛されるようなおしゃれで心地よい空間であることが求められています。
お客様の第一印象を左右する
お客様が美容室へ入った瞬間が、そのお店の全体的な印象を左右するのは間違いありません。
内装デザインはお客様の目に触れる最初の要素として、清潔感がありスタイリッシュな空間、あるいは温かみのある居心地の良い空間など、様々な形で美容室の「顔」となります。
この時、細部にわたるこだわりや独創性がお客様の心を惹きつけ、リピーターに繋げる第一歩にもなるのです。
また、競合店との差別化を図る上でも内装デザインは重要になるため、単に流行に合わせるのではなく、オーナーの個性やこだわりを反映させて独自の世界観を演出しましょう。
ブランドイメージの構築
内装デザインは美容室が提供するサービスだけでなく、お店全体の雰囲気やコンセプトをお客様に伝えるための手段になります。
例えば、内装で用いる素材や色の選択、装飾品の配置など、細部に渡るセンスの良さが美容室の高級感やアットホームな印象を演出し、それがブランドとしての信頼性や特徴を形作るのです。
お客様がそのブランドイメージに共感し、自分にとって特別な場所と感じるようになれば、定着率の向上にも繋がっていきます。
限られた空間を有効活用する
個人美容室は大型のチェーン店に比べると小規模になるため、限られたスペースをいかに効率良く活用するかが求められます。
内装デザインでは、狭い空間を広く見せる工夫や、機能的な家具の配置が必要です。
また、収納計画を練ることで美容室の必需品をすっきりとまとめ、快適な作業環境を作り出すことも重要になります。
美容室・サロンの店舗設計、内装デザイン、工事はLARGO(ラルゴ)にお任せください
美容室やサロンの開業を決めても、「どんな内装にしたら良いか分からない」「コンセプトに悩んでいる」「予算についてじっくり相談したい」という方は少なくありません。
LARGO(ラルゴ)は美容室・サロンの内装デザイン実績が豊富にあり、あらゆるお悩みに合わせたご提案が可能です。
どのような思いで事業を行い、どんな顧客に愛されていきたいのか、そのサービスを通じて世の中にどんな新しい価値を提供していきたいのか、その結果どのような内装のデザインを実現させたいのか。じっくりとお聞かせください。
あなたの理想を現実にしましょう。
小規模な美容室の内装デザイン事例
洗練された落ち着きのあるデザイン(27.4㎡ / 8.3坪)
「お客様が寛げる上質な空間」をテーマにした美容室の内装デザイン事例です。
内装は淡いグレージュの塗装とゴールドのアクセントで高級感を演出。
ミラーには特殊な技法で円を描くようにライトが仕込まれ、店舗全体を華やかに彩っています。
素材を多用しすぎず質感で魅せるデザイン(40.2㎡ / 12.1坪)
大人の女性をメインターゲットにした美容室の内装デザイン事例です。
素材は多用しすぎず統一感を持たせ、落ち着いた空間に仕上げています。
壁面は表情のある左官材で仕上げ、間接照明と組み合わせることでやわらかくやさしい印象を与えています。
ホワイトを基調にして空間が広く見える効果を活かしたデザイン(41.52㎡ / 12.4坪)
ホワイトをベースに空間を構築し、シンプルさを追求した美容室の内装デザイン事例です。
統一感を保ちつつ、単調にならないように素材に変化をつけています。
セット面のミラーは一部可動式で、デザイン性と使い勝手を両立させています。
個人美容室の内装をおしゃれにするためのポイント
センスのいい内装は、美容室のブランドイメージを高め、競合との差別化を図ることも可能です。
ここからは、内装をおしゃれにするためのポイントについて触れていきましょう。
コンセプトを明確にする
美容室の内装デザインを考える際、最も大切なのは「コンセプト」を明確にすることです。
コンセプトとは、お店のテーマや独自性、目指すイメージを指し、これを基にしたデザインはお店全体の統一感を生み出します。
例えば、「自然派オーガニック」をコンセプトにする場合、木材や緑の植物を取り入れたり、自然光の入る明るい空間作りが求められるでしょう。
また、「都会的でシック」な雰囲気を目指すなら、スタイリッシュでミニマルな家具や色使いが好ましいです。
明確なコンセプトがあると、それに合った素材選びや色の選択がしやすくなり、トータルでコーディネートされた内装にすることができます。
トレンドを取り入れる
おしゃれな美容室を目指す上で、流行を取り入れることも大切です。
例えば、人気の北欧スタイルやインダストリアルデザインの要素を加えることで、トレンド感のある内装にすることができます。
しかし、ただ盲目的にトレンドを取り入れればいいというわけではありません。
重要なのは、コンセプトとトレンドをバランスよく融合させることです。
トレンドに敏感な客層を惹きつけるためには、定期的にデザインのアップデートを行い、フレッシュな印象を維持することも重要になります。
事例が豊富な内装業者を選ぶ
内装を決める際には、事例が豊富な内装業者を選ぶことをおすすめします。
実際に多くの美容室の内装を手掛けた経験がある業者であれば、その実績を元にお店のコンセプトに合うアイデアを提案してくれることでしょう。
また、実績が豊富な業者は、予算管理や工事の進行管理もスムーズに行うことができるため、計画通りの内装が実現しやすくなります。
過去の事例を見ることで、デザインの参考になるだけでなく、業者の信頼性やテイストを確認することもできるので、選定にあたっては事例をしっかりとチェックしましょう。
個人美容室の広さと工事費の目安
おしゃれな個人美容室を開業するため、店舗の広さと予算の計画は重要な課題です。
美容室の広さは、提供するサービスの種類や想定する顧客数によっても異なります。
必要な広さと作業面積
美容室の必要な広さを決める上で考慮すべき点はいくつかあります。
まず、施術に必要な作業スペースとして、一席あたり約1.5㎡から2.5㎡が目安とされています。
これに加えて、シャンプーエリアや待合スペース、受付カウンター、トイレ、そして諸設備を置くためのスペースを計算に入れる必要があります。
動線の確保や非常口へのアクセスなど、法規制を遵守するための面積も重要です。
小規模の個人美容室でも、機能的かつ快適な空間を作るためには、最低でも20㎡以上が望ましいとされていますが、多くのサービスを提供したい場合、それ以上の広さが必要になるでしょう。
また、広さとともに高さも大切で、余裕のある天井高が開放感をもたらし、快適な空間を演出します。
工事費の目安
小規模な美容室の内装工事費は物件の状態やデザインの要素によって大きく異なりますが、一般的には以下のような目安があります。
- 5坪(約16.5㎡)の場合:基本的な内装で200万円〜400万円
- 7坪(約23.1㎡)〜10坪(約33㎡)の場合:300万円〜600万円
- 11坪(約36.3㎡)〜13坪(約42.9㎡)の場合:400万円〜800万円
個人美容室の内装デザインを工夫して、おしゃれな空間を作るために
個人美容室の内装デザインは、顧客の第一印象を左右し、リピーターになってもらえるかどうかにも影響します。
コンセプトを明確にし、最新のトレンドを取り入れることで、おしゃれで魅力的な空間を作り上げることができます。
おしゃれな内装は顧客の満足度を高め、他の美容室との差別化を図るためにも重要です。
今回ご紹介したポイントや事例を参考に、理想の個人美容室を実現してください。
当社LARGO(ラルゴ)の実績は事例紹介ページでもご覧いただけます。
美容室の内装についてのご相談も受け付けておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
株式会社LARGO(ラルゴ)は、東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなどの店舗空間デザイン・内装設計・施工・工事を行っております。
新規開業、リニューアルをご検討中の方や、店舗のコンセプトにお悩みの方は、ご相談も受け付けておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。