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店舗内装における業種・業態別のポイントと注意点

店舗内装における業種・業態別のポイントと注意点

この記事を読んでいるあなたは、

 新規で開店する店舗の内装に迷っている

 飲食店をオープンする予定だけど何から手を付けたらいいか分からない

 店舗をつくる際の内装のコツを知りたい

上記のように考えているかもしれません。

お店を開くための第一歩、それは店舗の内装です。

お客様を引きつけ、印象に残るお店づくりが成功のカギとなります。

今回は、業種ごとに異なる内装のポイント、効果的なコンセプトの設定、そして失敗しない予算計画について解説しますので、最後までチェックしてみてください。

店舗設計・内装デザインの株式会社LARGO(ラルゴ)

株式会社LARGO(ラルゴ)は、東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなどの店舗空間デザイン・内装設計・施工・工事を承っております。
お気軽にご相談ください。

業種別に見る店舗内装のポイント

店舗の内装は、その業種や、ターゲットとする顧客に応じて変化します。

ひとくくりに「店舗」と言っても、居酒屋、カフェ、アパレルなど、それぞれの業種で求められる内装の特色や機能は違いますよね。

ここでは、業種ごとの内装の注意点と、それぞれの業種で成功するためのポイントを深掘りしていきます。

各業種の特有のニーズにどう応えるか、是非参考にして、あなたの店舗に最適な内装を見つけてください。

居酒屋はトレンドと設備がポイント

人気のある居酒屋は、流行やトレンドなど時代の流れに合わせて内装が変化します。

そのため、人気店になるには、お客様のニーズにマッチした内装や設備を整える必要があります。

和風居酒屋や和食料理店の店舗内装のポイント

伝統的な和をイメージする内装には、竹や土壁、木材などの自然素材が多く使われます。

ただし、自然素材の利用には清掃や手入れに手間がかかるというデメリットも。

店内のレイアウトは、大人数向けの個室から少人数でも利用可能な半個室に区切れるようにすると用途の幅が広がるでしょう。

和風居酒屋の店舗内装のポイント
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「Chiba Japanese Pub」(千葉・約35坪)の内装デザイン事例はコチラ

また、掘りゴタツなどの座席も人気です。

冬季メニューとして鍋料理を提供する場合は、カセットコンロを使用することも考え、テーブルの素材には耐熱性の素材を使用すると良いでしょう。

焼き鳥メニューを提供する際には、焼き場の内装をカウンター席の視線の高さに合わせて調整し、調理の演出を行います。

和風居酒屋や和食料理店の店舗内装のポイント
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「Chiba Japanese Pub」(千葉・約35坪)の内装デザイン事例はコチラ

鮮魚を提供する際にはコールドテーブルを設置し、新鮮さを演出したり、興味を引くようにレイアウトしましょう。

厨房は清潔感があり、掃除がしやすい設備であることも重要です。

また、お客様から見える範囲には調理スペースと収納スペースを用意しておく必要があります。

和風居酒屋の店舗内装のポイント
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「KATSUGIYA」(千葉・約22坪)の内装デザイン事例はコチラ

洋風居酒屋やバルの店舗内装のポイント

洋風のインテリアや外国のお酒などを提供する居酒屋は、カジュアルに本格的な料理を楽しめるお店として需要があります。

女性に好まれるおしゃれなデザインや、カップル向けのテーブル席の配置が重要です。

大きな黒板を使ったおすすめメニューの案内や、ワインボトルのディスプレイも店舗の雰囲気を引き立てます。

また、一人でも気軽に来店できるように、ロングカウンターの設置もおすすめです。

洋風居酒屋やバルの店舗内装のポイント
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「THE ATORI」(神奈川・約7坪)の内装デザイン事例はコチラ

特化型居酒屋の店舗内装のポイント

特定の食材や地域などを前面に出した居酒屋も人気があります。

その食材や、地域の文化などを反映させることで、ご来店いただくお客様にオリジナリティを感じてもらう工夫がポイントになってきます。

例えば、地域産の木材や石材などを活用し、その地域の自然を感じれる空間を演出したり、伝統工芸品の装飾や、地域の歴史や伝説をテーマ性として取り入れ、深みのある空間を作ります。

職人やアーティストと連携し、オリジナルの家具やアート作品を展示するのも効果的です。

特化型居酒屋の店舗内装のポイント
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「Sumibitokemuri / Kin-no-jingi」(東京・約43坪)の内装デザイン事例はコチラ

ストレスの無い動線作り

居酒屋では店舗の広さなども考慮しながら、お客様が迷わずに快適に過ごせる空間をつくることが大切です。

通路は混雑時にもスムーズに動けるくらいの幅を設けて、安全性を確保します。

また、キッチンから席への距離や、料理を運ぶ経路など、スタッフが効率よく働ける動線もポイントとなります。

ストレスの無い動線作り
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「Sumibitokemuri / Kin-no-jingi」(東京・約43坪)の内装デザイン事例はコチラ

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カフェは居心地の良さがポイント

カフェの内装スタイルは多様化し、昔ながらの喫茶店風や隠れ家的な雰囲気のカフェ、インテリアショップや本屋と併設されたカフェなどが存在します。

既にさまざまな内装スタイルのカフェが登場しているため、内装で差別化を図ることはますます難しくなっています。

オリジナリティのあるお店づくりをするためには、出店する立地条件を考慮し、目指す顧客層のニーズに合わせた内装デザインを重視しましょう。

ここでは、人気のカフェのスタイルを例に、内装デザインのポイントについて考えます。

隠れ家風カフェの内装デザイン

隠れ家風カフェの内装デザインは、少し薄暗い照明と半個室のようなスペースが特徴です。

木の素材や自然な素材を多用し、ぬくもりのある隠れ家的なプライベート感を大切にします。

店内に植物を配置することも多く、自然と一体となったような空間づくりが心地よさを演出します。

カジュアルなデートや友人同士の集まり、一人でゆっくり読書を楽しむ方などに向いています。

都会の喧騒から逃れたい人々に好まれる内装デザインです。

隠れ家風カフェの内装デザイン
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「cafe sov」(東京・約29坪)の内装デザイン事例はコチラ

都会的なオシャレなカフェの内装デザイン

都会のオシャレなスタイルのカフェは、モダンで洗練されたデザインが目を引きます。

白や黒を基調とし、シンプルながらも高級感のある家具や装飾が特徴です。

開放的な窓からの自然光や、最新の照明技術による演出が行われることも多く、アートギャラリーのような空間を作り上げます。

都会的で洗練されたライフスタイルを求める若者やビジネスマン、外国人観光客などがターゲットとなります。

流行に敏感な人々や、オシャレな空間での食事やコーヒータイムを楽しみたい人々好まれる内装デザインです。

都会的なオシャレなカフェの内装デザイン
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「TREAT & GRAN」(東京・約6坪)の内装デザイン事例はコチラ

セルフカフェスタイルの内装デザイン

セルフカフェスタイルとは、お客様自身が飲み物や食べ物を取りに行く、自由な雰囲気のカフェスタイルです。

セルフサービスが基本のため、お客様が自由に動けて、飲み物や食べ物を取りやすいように配置します。

一人でくつろぐお客様から、友人同士や家族で訪れるお客様まで、多様なニーズに対応できるレイアウトが求められます。

カジュアルで居心地の良いデザインが好まれるので、木材や自然素材を使い、温かみのある空間作りがポイントです。

セルフカフェスタイルの内装デザイン
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「W/O STAND KoENJI」(東京・約8坪)の内装デザイン事例はコチラ

カフェで成功するためには顧客層のニーズを知ること

カフェで成功するための内装の要素
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「cafe sov」(東京・約29坪)の内装デザイン事例はコチラ

人気店となるためには、客層やニーズに関する十分なリサーチが欠かせません。

リサーチ結果を踏まえ、お客様のニーズに合った店舗の内装デザインを計画することが重要です。

しかし、時間的制約がある場合は、幅広い層に好まれる内装デザインを選択し、実際に訪れる客層を見てからリニューアルするのも良いでしょう。

将来的な変更に対応できる内装は、人気のカフェを実現するための土台となります。

アパレル店舗の内装が売り上げに与える影響

アパレル販売店では、店内デザインが売り上げに影響を与えることがあります。

そのため、アパレルの店内デザインは非常に重要です。

ここでは、インショップと路面店の違いや、なぜ内装で売上が上がるのか詳しく説明します。

アパレルのインショップにおける店舗デザインのポイント

アパレルのインショップにおける店舗デザインのポイント

インショップとは、デパートやショッピングセンター、ファッションビルや駅ビルなどの大型施設に出店する店舗のことを言います。

つまり、広大な施設内の一部に位置することになります。

そのため、店舗は通路に面しており、入口や出口は存在しません

また、外装や看板の設置も最小限となります。

インショップは出店する施設自体の顧客層や通行人数と密接に関係していますので、内装計画を検討する前に、しっかりと確認することをお勧めします。

アパレルの路面店における店舗デザインのポイント

アパレルの路面店における店舗デザインのポイント
LARGO(ラルゴ)手掛けたアパレル店「#Re:room」(東京・約17坪)の内装デザイン事例はコチラ

路面店とは、通りに面した店舗のことを指します。

インショップとは異なり、内装だけでなく外観やエントランスのデザインも必要となります。

入口やエントランスに境界があるため、お客様が入店しやすい雰囲気にしましょう。

同時に、道路や外から店内を見るお客様が「気になって入ってみたい」と思えるようなディスプレイや内装デザインを作り上げることも大切です。

アパレル店の売上を引き上げる内装デザイン8つのポイント

アパレルの店舗の内装において、売上につなげるために重要なポイントを8つ紹介します。

①商品陳列の工夫

お客様が商品を手に取りやすい位置に配置し、商品の魅力を最大限に引き出す陳列が求められます。

色や形などテーマ性を持たせたディスプレイも効果的です。

②照明の調整

商品を美しく見せるために照明は欠かせません。

自然光を取り入れたり、特定の商品にスポットライトを当てるなど、照明による演出も重要です。

商品陳列の工夫
LARGO(ラルゴ)手掛けたアパレル店「BRING Shinsaibashi」(大阪・約34坪)の内装デザイン事例はコチラ

③店内の動線設計

お客様が商品を見て回りやすいような動線の設計が必要です。

導線をスムーズにし、興味を引く商品へと誘導します。

④一貫したブランドイメージ

店舗デザイン全体がブランドのイメージと一致することで、ブランドに対する信頼と興味を高めます。

色使いや素材感など、細部にわたってブランドのコンセプトを反映させましょう

一貫したブランドイメージ
LARGO(ラルゴ)手掛けたアパレル店「room306 CONTEMPORARY」(東京・約67坪)の内装デザイン事例はコチラ

⑤試着室の快適さ

試着室は清潔で十分な広さがあり、明るい照明と大きな鏡を設置するなど、お客様が商品を試しやすい環境作りが求められます。

⑥インスタグラム映えするスポット

若い世代をターゲットにする店舗では、SNS映えするデザインや装飾が効果的です。

お客様自身がSNSに投稿することで、間接的な宣伝効果も期待できます。

⑦接客エリアの設計

会計カウンターなどの接客エリアも、親しみやすく、かつプライバシーが守られるよう工夫すると良いです。

お客様とスタッフとのコミュニケーションが取りやすい空間作りがポイントとなります。

接客エリアの設計
LARGO(ラルゴ)手掛けたアパレル店「#Re:room」(東京・約17坪)の内装デザイン事例はコチラ

⑧季節やトレンドに応じた変更

アパレル業界では季節や流行の変化のスピードが早いため、店舗内装もそれに合わせて柔軟に変えることが求められます。

新商品の展示や季節のデコレーションなど、常に新鮮な印象を与える工夫が必要です。

季節やトレンドに応じた変更
LARGO(ラルゴ)手掛けたアパレル店「BRING Harajuku ・ Aoyama」(東京・約20坪)の内装デザイン事例はコチラ

アパレル店舗の内装は、商品をより魅力的に見せるだけでなく、お客様が快適に過ごせて、購買意欲を高めることができる空間作りが重要となります。

今回ご紹介したポイントを押さえたデザインにすることで、売上向上につながるでしょう。

店舗の内装はコンセプト設定が成功の鍵

店舗の内装デザインを計画する際、最も重要となるステップが「コンセプトの設定」です。

このコンセプトは、店舗全体の方向性を決め、ブランドイメージを形作り、お客様に与える印象を統一する役割を果たします。

ここからは、コンセプト設定の重要性とその進め方について解説します。

コンセプトの重要性

コンセプトがハッキリしているほど、店舗のデザインは一貫性を持ちます。

それは、壁の色から家具の形状、照明の配置に至るまで、全てが一つのテーマに沿った形になるからです。

顧客はその統一感から、店舗の特徴や強みを直感的に理解するため、記憶に残りやすくなります。

コンセプトの重要性
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「Yep. Tokyo」(東京・約19坪)の内装デザイン事例はコチラ

コンセプト設定の進め方

①ターゲット層の特定

どのような顧客層に向けた店舗なのかを明確にしましょう。

ターゲットに合わせたデザインにすることで、より効果的な訴求につながります。

②ブランドメッセージの整理

店舗が何を大切にし、どういう価値を提供したいのかを言葉にします。

これがデザインの基本方針となります。

③競合分析

同業他社と差別化するためにも、競合店舗のコンセプトとデザインを分析することが有効です。

競合分析
LARGO(ラルゴ)手掛けたアパレル店「AWESOME by BRING」(東京・約38坪)の内装デザイン事例はコチラ

④イメージビジュアルの作成

コンセプトを具体的にイメージするために、ビジュアルを用いて表現しましょう

InstagramやPinterestなどのSNSを活用するのもお勧めです。

⑤全体計画の策定

具体的な内装デザインに落とし込みます。

家具の配置や色彩、素材感など、細部にわたってコンセプトにそった計画を立てます。

コンセプトは店舗の「魂」

コンセプトがハッキリしていないと、よくあるおしゃれな店舗の1つに過ぎません。

顧客に強い印象を与え、リピーターを増やすためにも、内装デザインの最初の一歩、コンセプトの設定は非常に重要です。

プロのデザイナーと共に、深く考え抜く時間を持つことで、成功への第一歩を踏み出しましょう。

店舗の内装を手掛けるLARGO(ラルゴ)は、コンセプトづくりからヒアリングして理想の店舗をかたちにします。

お気軽にご相談ください。

業種別の費用を把握する

店舗をオープンしたり改装したりする際には、店舗デザインや必要な設備について悩むことがあるでしょう。

お客様が心地よく過ごせる空間を作りあげるためには費用がかかります。

ここでは、店舗の内装に関わる費用の内訳や、業種別の平均的な予算をご紹介します。

ただし、工夫次第で費用を節約することも可能ですので、そのポイントも見ていきましょう。

設計費用と施工費用

設計費用と施工費用
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「Rhizomag」(神奈川・約7坪)の内装デザイン事例はコチラ

店舗デザインにかかる費用は、設計費用と施工費用の主に2つの要素で構成されます。

ここでは費用内訳や大まかな金額を見ていきましょう。

店舗内装の設計費用

店舗内装の設計費用

店舗のオーナーや発注主と設計士が打ち合わせを行い、図面やパース画を作成する際にかかる費用を設計費と呼びます。

店舗デザインでは、お店のコンセプトや希望するイメージを図面に落とし込むための作業が不可欠です。

店舗全体の構造や広さ、ターゲット層、店舗の特徴、従業員やお客様の動線などを考慮して設計を行います。

設計費の計算方法としては、1坪あたりの価格から算出する方法や、全体の工事費に対する割合から算出する方法があります。

設計のみを手掛ける企業と、設計から施工までを一貫して行う企業では、料金設定に違いがみられます。

坪単価から計算する場合は、坪数に単価を掛けて算出します。

1坪あたりの平均設計費用は約3万円から10万円程度です。

土地面積が広いほど設計費用も増えますが、小規模な店舗の場合は最低料金が設定されていたり、別の料金システムが適用されることもあります。

店舗内装の施工費用

店舗内装の施工費用

施工費用とは、図面をもとに施工する際の費用を指します。

建築工事費と設備工事費がこのコストの中に含まれます。

具体的には、内装仕上げ(壁紙や床の張り替え、塗装など)や建具・ガラスの取り付け、造り付け家具の製作などが建築工事費に含まれます。

また、電気・ガス・水道の設置や防災工事、空調設備などが設備工事費として計上されます。

物件の状態によって、施工費用は大きく変わってきます。

店舗の内装にかかる費用の相場

店舗の内装デザインの費用相場は、導入される設備や内装デザインに応じて業種ごとに異なります。

それぞれの業種別に金額目安を見ていきましょう。

居酒屋・レストラン・カフェ

居酒屋・レストラン・カフェ
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「BISTRONOMIE CANVAS」(東京・約27坪)の内装デザイン事例はコチラ

飲食店の内装の相場は、1坪あたりの内装工事費において20万円から40万円程度となります。

さらに、電気・ガス・水道の工事には200万円から300万円程度、空調工事には80万円から150万円程度がかかります。

店舗の内装にかかる費用の相場
LARGO(ラルゴ)手掛けた飲食店「Sumibitokemuri Ebis」(東京・約39坪)の内装デザイン事例はコチラ

また、20〜30坪程度の面積の飲食店では、設計費用が120〜200万円程度となることが一般的です。

スケルトン物件の飲食店では、1000〜1650万円程度が費用相場の目安となります。

アパレル店舗

アパレル店舗
LARGO(ラルゴ)手掛けたアパレル店「AWESOME by BRING」(東京・約38坪)の内装デザイン事例はコチラ

アパレル店舗では、飲食店等に比べて水まわりの設備が必要ないため、店舗デザインの費用相場は比較的低めです。

内装工事費は、1坪あたり12万~50万円程度が目安で、既存の設備を有効活用できれば、さらにコストを抑えることができます。

また、設計費用は30万~50万円程度が一般的です。

見えない部分はコストダウン

見えない部分はコストダウン

店舗内装のコストダウンの方法は「見えない部分を手頃な価格で抑えること」です。

お客様に直接関わる部分は店舗のイメージにも大きく影響するため、内装費用を大幅に削減することはお勧めできません。

それに対して、空調設備などは見えない部分になるので予算を少し抑えることも可能です。

内装費用を抑えるためのヒントとして、「居抜き物件」の活用がおすすめ。

居抜き物件とは、前のテナントが残した内装設備などをそのまま利用できる物件です。

設備に問題がなければ、内装費用を大幅に削減することができます

ただし、内装設備の引き継ぎには前のテナントへの「造作譲渡料」の支払いが必要な場合がありますので、注意してください。

成功する店舗づくりは内装が決め手

店舗の内装は、単におしゃれな空間を作るだけではなく、業種の特性を捉え、コンセプトに基づいた設計を心がけ、予算に応じた選択をする必要があります

これらのポイントを組み合わせて慎重に計画することで、成功に繋がる店舗づくりが近づきます。

また、店舗内装はオーナー自身の個性とお店のブランドが反映される場でもあります。

専門のデザイナーや業者と連携しながら、オリジナリティのある特別な空間を作り上げましょう。

成功への第一歩は、しっかりとした計画から始まります。

LARGO(ラルゴ)では、これまで様々な店舗の内装を手掛けてきました。

まだコンセプトも固まっていないという場合でも、ご相談も受け付けております。

お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

ABOUT ME
辰巳 亮

株式会社LARGO代表。東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなど店舗の空間デザインを行うデザインスタジオ。ジャンルを問わず様々な分野の空間をプロデュースしています。

店舗の空間デザイン・内装ならLARGOにお任せください

株式会社LARGO(ラルゴ)は、東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなどの店舗空間デザイン・内装設計・施工・工事を行っております。

新規開業、リニューアルをご検討中の方や、店舗のコンセプトにお悩みの方は、ご相談も受け付けておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。