美容室の内装

美容室設計で失敗しないための5つのポイント

美容室設計で失敗しないための5つのポイント

この記事を読んでいるあなたは、

 効率的な美容室のレイアウト設計が知りたい

 美容室設計のコツが気になっている

 デザイン事例と図面を見たい

上記のように考えているかもしれません。

 

美容室の設計は、単なる空間配置ではありません。

顧客動線をスムーズにし、スタッフの作業効率を高め、居心地の良い空間を作り出すことで、顧客満足度と収益性をアップさせる重要な要素です。

この記事では、美容室の設計の際に意識すべき5つのポイントを詳しく解説します。

店舗設計・内装デザインの株式会社LARGO(ラルゴ)

株式会社LARGO(ラルゴ)は、東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなどの店舗空間デザイン・内装設計・施工・工事を承っております。
お気軽にご相談ください。

美容室設計の重要性

美容室を設計することは、ただお店をきれいに見せるだけでなく、たくさんの役割があります。

効率的な動きをサポートする設計

効率的な動きをサポートする設計美容室の設計では、スタッフが楽に動けるような動線が考えられます。

シャンプー台やカットスペースを適切な場所に配置することで、無駄な動きが減り、お客様の待ち時間も短くなります。

限られたスペースの最適化

限られたスペースの最適化店内でスペースが余るということはほとんどありません。

そのため、どうスペースを使うかが大切です。

家具や設備を上手く配置することで、狭い場所でも快適に作業ができるようになります。

お客様の快適さを考慮した設計

AUBE HAIR unli
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「AUBE HAIR unli」(大阪・約40坪)の内装デザイン事例はコチラ

美容室を設計するときは、お客様がどう感じるかも大切にします。

例えば、待ち時間も楽しめるような快適な待合スペースを作ることで、お客様はリラックスできます。

ブランディング

Zina Toyosu BAY FRONT
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「Zina Toyosu BAY FRONT」(東京・約30坪)の内装デザイン事例はコチラ

設計は美容室のブランディングをアピールするのにも役立ちます。

色使いや照明、家具のスタイルで、お店独自の魅力を出すことができます。

このように、美容室の設計はお店の運営をスムーズにして、お客様にとって心地よい場所を作りだします。

【デザイン事例】おしゃれな美容室の内装のポイントとは?
【デザイン事例】おしゃれな美容室の内装のポイントとは? この記事を読んでいるあなたは、  美容室の内装デザインを決めるための基本は何なのか  おしゃれな美容室に共通するポイ...

美容室設計5つのポイント

1. 顧客動線を意識する

1. 顧客動線を意識する

受付

お客様がスムーズに入店できるよう、広々とした受付スペースを確保しましょう。

待合スペースには、雑誌やフリーWi-Fiなどを用意しておくと快適に過ごせます。

シャンプーエリア

シャンプー台は、プライバシーが守られるように仕切りを設けましょう。

動線も考慮し、スムーズに移動できる配置にすると良いです。

スタイリングエリア

スタイリングチェアは、十分な間隔を設けて配置し、お客様同士がぶつからないようにしましょう。

鏡の位置にもこだわり、施術中でもお客様が自分の姿をよく確認できるような配置が良いです。

スタッフエリア

スタッフがスムーズに動けるよう、作業スペースを確保しましょう。

休憩スペースは、スタッフのモチベーションを高めるためにも重要です。

2. 機能性を重視する

2. 機能性を重視する

設備

シャンプー台、スタイリングチェア、ミラー、照明など、機能性とデザイン性を兼ね備えた設備を選びましょう。

収納

シャンプー台やスタイリングチェア周辺に、タオルや道具を収納できるスペースがあると良いです。

動線

顧客動線だけでなく、スタッフの動線も考慮したレイアウトにしましょう。

3. 居心地の良い空間を作る

3. 居心地の良い空間を作る

照明

明るすぎず暗すぎず、目に優しい照明を選びましょう。

音楽

顧客がリラックスできるような音楽を流すのも良いです。

装飾

観葉植物やアート作品などを飾って、空間を華やかにしましょう。

4. ブランディングを意識する

nico TOKYO
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「nico TOKYO」(東京・約25坪)の内装デザイン事例はコチラ

ロゴ

ロゴを配置し、ブランドアイデンティティを表現しましょう。

配色

壁や床、家具などの色を統一し、ブランドイメージを伝えます。

インテリア

インテリアデザインは、コンセプトに合ったものを選びましょう。

5. 法規制を遵守する

5. 法規制を遵守する

消防法

消防法に基づいて、通路幅や避難経路を確保しましょう。

建築基準法

建築基準法に基づいて、天井高や換気設備などを設置しましょう。

上記5つのポイントを踏まえ、顧客ニーズ、店舗の規模、予算面などを考慮しながら、店舗設計を進めていきましょう。

美容室設計のプランニング事例

10坪以下の美容室設計事例|Centre(セントル)

Centre(セントル)八丁堀

設計のコンセプト

Centre(セントル)は、洗練された落ち着きのあるデザインが特徴です。

内装の各所にはゴールドを使用し、コンパクトながらも統一感のある上質で優しいデザインに仕上げられています。

図面

Centre(セントル)八丁堀

カットスペースが3席、シャンプースペースが2席。限られたスペースですが快適な動線が確保されています。

シャンプー台をL字に配置することで省スペースな配置が可能になっている事例です。

Centre(セントル)八丁堀

基本情報

  • ロケーション:東京都
  • 総面積:27.4㎡ / 8.3坪

20坪以下の美容室設計事例|Snug.(スナッグ)

Snug.(スナッグ)

設計のコンセプト

Snug.(スナッグ)のコンセプトは、「木の温かさのある居心地の良い空間」です。

少人数で運営されるプライベートサロンにおいて、ゆったりとした時間が流れるような雰囲気を作り出しています。

設計にはヴィンテージ感のある木材を使用し、お客様にリラックスした時間を提供しています。

図面

Snug.(スナッグ)

長細いテナントのため、カット椅子を一方の壁のみに配置することで導線を確保。

天井はスケルトンで高さを設けることで、圧迫感のない空間になっています。

Snug.(スナッグ)

基本情報

  • ロケーション:東京都
  • 総面積:46㎡ / 13.9坪

30坪以下の美容室設計事例|amie(アミ)

amie(アミ)

設計のコンセプト

amie(アミ)のコンセプトは、「都会の喧騒から離れたニューヨーク、パリのようなサロン」で、洗練されたハイカジュアルな空間です。

カットスペースは直線的な動線を取り入れており、床材やペンダントライトもその動線に合わせて配置されています。

これにより、使い勝手が良く、見た目にも統一感のあるデザインが実現されています。

図面

amie(アミ)

約23坪あるので席数も多く、広さも少し余裕があります。

通路を中央の直線にすることで、見通しが良く快適な空間になっています。

amie(アミ)

基本情報

  • ロケーション:神奈川県
  • 総面積:78㎡ / 23坪
おしゃれな美容室内装デザインで差別化を図ろう
おしゃれな美容室の内装デザインで差別化を図ろう この記事を読んでいるあなたは、  店舗デザインの色や素材、照明の使い方について興味がある  おしゃれな美容室の内装デ...

美容室・サロンの店舗設計、内装デザイン、工事はLARGO(ラルゴ)にお任せください

美容室・サロンの店舗設計・内装デザイン・工事はLARGO(ラルゴ)にお任せください

美容室やサロンの開業を決めても、「どんな内装にしたら良いか分からない」「コンセプトに悩んでいる」「予算についてじっくり相談したい」という方は少なくありません。

LARGO(ラルゴ)は美容室・サロンの内装デザイン実績が豊富にあり、あらゆるお悩みに合わせたご提案が可能です。

どのような思いで事業を行い、どんな顧客に愛されていきたいのか、そのサービスを通じて世の中にどんな新しい価値を提供していきたいのか、その結果どのような内装のデザインを実現させたいのか。じっくりとお聞かせください。

あなたの理想を現実にしましょう。

美容室の設計でよくあるミスとその対策

美容室の設計では、注意点がいくつか存在します。

ここではよくある設計上のミスと、それを避けるための対策をご紹介します。

スペースの無駄遣い

スペースの無駄遣い美容室では、限られたスペースを効率的に使うことが求められます。

よくある間違いは、必要以上に広い通路を設けることや、あまり使わない設備に多くの場所を取らせてしまうことです。

これを改善するには、実際にどのようにスペースを使うかを考えてみると良いでしょう。

また、収納が多い家具を選ぶことや、壁面収納を利用することで、スペースを有効的に使うことができます。

照明の使い方

照明の使い方照明は美容室の雰囲気を作るだけでなく、仕事のしやすさにも影響します。

適切な明るさがないと、スタッフは仕事がやりづらくなり、お客様も落ち着かないかもしれません。

窓からの自然光を活用し、作業スペースごとに明るさを調整できるLED照明を使うといいでしょう。

間違った導線

間違った導線動線がうまく設計されていないと、スタッフが動きにくくなり、効率も下がります。

エリア間の距離を短くすることや、お客様とスタッフの動線を分けることで、動きやすく、そして仕事がしやすい環境を作ることができます。

プライバシーの配慮不足

SUI Matsudo
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「SUI Matsudo」(千葉・約25坪)の内装デザイン事例はコチラ

お客様のプライバシーは特にカウンセリングやシャンプーの時に重要です。

パーティションやカーテンを使って他の人の目から守ることや、シャンプー台を半個室のように設計することで、お客様がもっとリラックスできる空間を作ることができます。

騒音の管理

騒音の管理美容室の騒音はお客様にとって大きなストレスです。

壁や床に防音材を使ったり、音を吸収する材料を選ぶことで、静かな環境を作ることができます。

これらの点に気をつけて美容室の設計をすることで、スタッフもお客様も快適に過ごせる場所を作ることができます。

まとめ

美容室を設計する際には、細部にわたり注意を払うことが求められます。

設計は単におしゃれな店内にするのではなく、使い勝手の良い機能的な空間を作ることが目的です。

 

LARGO(ラルゴ)は、美容室の内装デザインが豊富な会社です。

美容室のデザイン事例はLARGO(ラルゴ)の事例紹介ページでもご覧いただけます。

美容室の内装についてのご相談も受け付けておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。お待ちしています。

ABOUT ME
辰巳 亮

株式会社LARGO代表。東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなど店舗の空間デザインを行うデザインスタジオ。ジャンルを問わず様々な分野の空間をプロデュースしています。

店舗の空間デザイン・内装ならLARGOにお任せください

株式会社LARGO(ラルゴ)は、東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなどの店舗空間デザイン・内装設計・施工・工事を行っております。

新規開業、リニューアルをご検討中の方や、店舗のコンセプトにお悩みの方は、ご相談も受け付けておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。