株式会社LARGO代表。東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなど店舗の空間デザインを行うデザインスタジオ。ジャンルを問わず様々な分野の空間をプロデュースしています。
この記事を読んでいるあなたは、
東京で飲食店を開業する際の注意点を知りたい
業種ごとの店舗のデザイン戦略が気になっている
飲食店の店舗デザイン事例が見たい
上記のように考えているかもしれません。
飲食店やカフェの成功には、おいしい料理やサービスだけではなく、魅力的な店舗デザインが欠かせません。
特に東京では、数多くの飲食店が競争を繰り広げており、その中で差別化するためには個性的で魅力的な店舗デザインが求められます。
この記事では、東京の居酒屋やカフェなど飲食店の店舗デザインに焦点を当て、事例や注目すべきトレンドについて紹介します。
店舗設計・内装デザインの株式会社LARGO（ラルゴ）
店舗デザインの重要性
東京のような大都市で飲食店を開業する際、店舗デザインは成功のために必要不可欠な要素です。
デザインは単なる視覚的なものだけではなく、顧客が店舗に対して持つ感情や印象を大きく左右します。
そのため、効果的な店舗デザインは、顧客の満足度を高め、繁盛する店舗を作る上で欠かせません。
顧客体験を高めるデザインの役割
店舗デザインは、単に空間を美しく見せるだけでなく、顧客体験を豊かにします。
特に東京のような競争が激しい市場において、印象的な店舗デザインは集客のための必須要素となるでしょう。
例えば、明るく開放的な内装は、人々に心地よい空間と感じてもらい、リピート客を増やす効果があります。
また、デザインはブランドの個性を表現する手段でもあり、店舗のコンセプトや価値観をお客様に伝えることができます。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「Yep. Tokyo」（東京・約19坪）の店舗デザイン事例はコチラ
ブランドイメージをつくる
店舗デザインはブランドのイメージづくりにも大きく関わります。
オリジナリティのあるデザインは、ブランドを印象づける効果があるのです。
例えば、モダンでスタイリッシュなデザインは、ブランドの洗練されたイメージを強めます。
逆に、伝統的な要素を取り入れたデザインは、信頼性や親しみやすさをアピールできます。
こうしたブランドイメージの確立は、お客様の記憶にも残りやすく、結果としてブランドに対する好意にもつながっていきます。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「Sushi Mitsuyoshi」（東京・約20坪）の店舗デザイン事例はコチラ
東京の飲食店市場と開業のメリット
東京は世界でも有数の大都市であり、飲食店の開業にはたくさんのチャンスがある一方で、独自の市場特性と課題も存在します。
繁華街や住宅街など多様なエリアがあり、それぞれに違った魅力と可能性があるのです。
ここでは、東京での飲食店開業における注意点をいくつかご紹介します。
東京で飲食店を開業する際の注意点
賃料や人件費など継続的な経営コストが高い
東京は賃料が高く、人件費も全国平均を上回る傾向にあります。
これは飲食店の経営にとって大きな固定費となり、特に新規開業時は慎重になる部分です。
賃料は立地によって大きく異なるため、ターゲットとする顧客層とのバランスを考えながら最適な場所選びが求められます。
また、人件費を抑えつつも、良質なサービスを提供するための人材管理も課題となってきます。
ライバルが多い
東京は飲食店の密度が非常に高く、どの業種においても競合店との差別化が求められます。
競合店との比較において、自店舗の強みや特色を明確にし、オリジナリティを打ち出すことが成功の鍵です。
また、地域や顧客層に合わせたメニューやサービスの開発も効果的です。
平日と休日、昼と夜で人の流れが変わる
東京の多くの地域では、時間や曜日によって客層や人の流れが大きく変わります。
例えば、ビジネス街では平日のランチタイムや仕事帰りが狙い目ですが、週末は閑散とすることも。
逆に住宅街では、週末や夜間の家族連れをターゲットにする戦略が有効です。
LARGO（ラルゴ）は飲食店の内装デザインを得意とする会社です。出店地域がまだ決まっていない段階でもご相談可能です。
飲食店の店舗デザインのポイント
飲食店の店舗デザインは、顧客の滞在時間やリピート率、そして満足度に大きな影響を与えます。
特に、効果的なレイアウトと照明・色彩の使用は、店舗の魅力を最大限に引き出すために欠かせません。
ここでは、これらのポイントに焦点を当てて、飲食店のデザインのコツを紹介します。
効果的なレイアウトの例
良い店舗レイアウトは、顧客の動線を考慮して設計されています。
入口からカウンター、テーブル席、トイレまでの流れがスムーズであることが重要です。
例えば、入口を広く明るくすることで、招き入れるような印象を与えることができます。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「BISTRONOMIE CANVAS」（東京・約27坪）の店舗デザイン事例はコチラ
また、テーブル配置は、プライバシーと開放感のバランスを取りながら、最大限の席数を確保すると良いでしょう。
カウンター席では、料理の調理過程を見せることで、食べること以外の楽しさを提供することもできます。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「BISTRONOMIE CANVAS」（東京・約27坪）の店舗デザイン事例はコチラ
照明と色彩の効果的な使い方
照明と色彩は、店舗の雰囲気を大きく左右します。
暖色系の照明は、居心地の良い雰囲気を作り出し、お客様がリラックスして食事を楽しめる空間をつくります。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「cafe sov」（東京・約29坪）の店舗デザイン事例はコチラ
逆に、クールな色調の照明は、モダンで洗練された印象を与えることができます。
色彩に関しては、ブランドカラーやコンセプトに合わせて選ぶことが大切です。
例えば、ナチュラルな木の色を基調とすることで、温かみのある雰囲気を作り出すことができます。
また、アクセントとして鮮やかな色を使うことで、店舗の特徴を際立たせることが可能です。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「SAKURASAKASU Akasaka」（東京・約28坪）の店舗デザイン事例はコチラ
居酒屋のためのデザイン戦略
居酒屋は日本の飲食文化において重要な役割をもっています。
お客様にリラックスした時間を過ごしていただくために、居心地の良い空間作りとトレンドに合わせた内装がポイントです。
ここでは、居酒屋に特化した店舗デザインを紹介します。
居心地の良い空間作り
居酒屋の魅力は、何と言ってもその居心地の良さにあります。
暖かく落ち着いた雰囲気を作るためには、自然素材を使用した内装や、柔らかな照明が効果的です。
木のテーブルや畳の席など、古き良き日本の要素を取り入れることで、温もりのある空間を作り出すことができます。
また、壁には和紙や木材を使用することで、自然な風合いを演出し安らぎを提供します。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「Sumibitokemuri / Kin-no-jingi」（東京・約43坪）の店舗デザイン事例はコチラ
トレンドに合わせた内装
居酒屋の内装は、トレンドを取り入れつつも、オリジナリティを発揮することが重要です。
最近では、モダンで洗練されたデザインの居酒屋も人気を集めています。
例えば、伝統的な和の要素に現代的なデザインを融合させた内装は、若い世代を中心に注目を集めています。
また、地域の特色や歴史を反映させたデザインも、お客様に新しい体験を提供することができます。
壁に地元のアーティストの作品を展示するなど、ローカル感を活かしたデザインも効果的です。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「Sumibitokemuri Ebis」（東京・約39坪）の店舗デザイン事例はコチラ
カフェにおけるデザインの特徴
カフェは、現代のライフスタイルにおいて欠かせない存在です。
カフェのデザインは、訪れる人々にリラックスした時間を提供すると同時に、カジュアルかつスタイリッシュな雰囲気を作り出す必要があります。
また、SNSの影響力も大きく、インスタグラム映えなどの観点からデザインを考慮することも重要です。
カジュアルかつスタイリッシュな雰囲気の作り方
カフェのデザインは、訪れる人々にくつろぎの空間を提供します。
柔らかな色合いの内装や自然光を活用した明るい空間は、リラックスした雰囲気を作り出します。
また、シンプルでモダンな家具や装飾品を選べば、洗練された印象を与えることができます。
空間の使い方に工夫をこらし、ゆとりのある座席の配置を心がけることも、訪れる人々に居心地よさを提供する上で重要です。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「TREAT & GRAN」（東京・約6坪）の店舗デザイン事例はコチラ
SNS映えのポイント
現代のカフェデザインにおいては、SNS映えも考えておきましょう。
特に、インスタグラム等では、魅力的な写真が共有されることで、新しい顧客を引き付けるチャンスを持っています。
アイキャッチな壁のアートワーク、ユニークな家具、特徴的な照明設備など、写真映えするデザイン要素を取り入れることが効果的です。
また、特製のドリンクメニューや料理が映えるような、美しい食器やカウンターのデザインも写真を撮りたくなるポイントになります。
SNS映えするカフェは、口コミ効果も高く、ブランドの知名度向上に大きく貢献します。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「Yep. Tokyo」（東京・約19坪）の店舗デザイン事例はコチラ
東京における店舗デザインのトレンド
東京は日本のトレンドを牽引する都市として知られており、店舗デザインにおいても常に新しい動向が生まれています。
東京都市部の特性を理解し、それに合わせたトレンドを取り入れることで、店舗の成功にも役立つでしょう。
都市部の特性とトレンドの分析
東京の都市部では、モダンでスタイリッシュなデザインが好まれる傾向にあります。
特に、若い世代をターゲットにした店舗では、シンプルかつ機能的な内装が人気です。
また、限られた空間を最大限に活用するための工夫も重要で、コンパクトながらも快適な空間作りが求められます。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「Sumibitokemuri / Kin-no-jingi」（東京・約43坪）の店舗デザイン事例はコチラ
ローカル感を活かしたデザイン
東京の各地域は、それぞれ独自の特色を持っています。
例えば、下町エリアでは畳など伝統的な日本の要素を取り入れた温かみのあるデザインが好まれることが多いです。
浅草の居酒屋や、谷中のカフェなど、地域の歴史やカルチャーを反映した店舗デザインは、訪れる人々に深い印象を与えます。
逆に、原宿や表参道のような若者の街では、ポップでカラフル、または先進的でアーティスティックなデザインが特徴的です。
これらの地域では、トレンドを意識しつつも、その地域ならではの個性を表現すると良いでしょう。
LARGO（ラルゴ）手掛けた飲食店「cafe sov」（東京・約29坪）の店舗デザイン事例はコチラ
コストとデザイン
飲食店の開業に際して、コスト管理は一番重要とも言えるポイントです。
デザインプロセスを効率的に進めることはもちろん、業種ごとの費用相場を理解し、それに応じた予算計画を立てましょう。
内装と装飾、設備投資、立地選び、さらには補助金や助成金の活用についても考慮する必要があります。
業種によって費用相場は異なる
内装と装飾
店舗のコンセプトに合わせた内装と装飾は、お客様に与える印象を大きく左右します。
しかし、これらにかかる費用は業種によって異なります。
例えば、高級レストランでは豪華な装飾や高品質な食器などが求められることがあり、これはカジュアルなカフェやファストフード店に比べて高額になることがあります。
適切な予算配分を行い、コストパフォーマンスを最大化しましょう。
設備投資の差
厨房機器や冷蔵設備などの設備投資も、業種によって大きく異なります。
例えば、大型のオーブンや中華テーブルなど特定の料理を提供するための機器が必要な場合、初期コストを増加させる可能性があります。
設備の選定には、将来的なメンテナンスコストも含めて検討することが必要です。
立地とターゲット市場
立地は賃料だけでなく、ターゲット市場に合わせたデザインやサービス提供の方法にも影響を与えます。
たとえば、高級住宅地に立地する店舗では、より洗練されたデザインや上質なサービスが求められることがあります。
補助金や助成金について調べる
国や自治体、業界団体などから提供される補助金や助成金は、開業時の財政負担を軽減する大きな助けとなります。
これらの制度を活用することで、予算の制約を受けながらも、クオリティの高い店舗デザインを実現することができます。
助成金や補助金の詳細は、地域や業界によって異なるため、事前に調査しましょう。
東京で成功する店舗経営はデザインとコスト管理がカギ
東京での飲食店開業は多くのチャンスと共に、競争が伴います。
店舗デザインはただお店を飾るものではなく、顧客体験の向上、ブランドイメージの構築、そしてそれらがビジネス成功への鍵となります。
効果的なレイアウト、適切な照明と色彩の使用、業種に合わせたデザイン戦略は、顧客を惹きつけ、リピートを促す重要な要素です。
また、東京の市場特性を理解し、地域性を活かした店舗デザインを取り入れることは、競争の激しい市場で差別化を図る上で欠かせません。
しかし、デザインにおける創造性とともに、開業のコスト管理と効率的なプロセスの遂行も同様に重要です。
補助金や助成金の活用を含め、賢い予算配分によって理想の店舗を実現しましょう。
東京での飲食店開業は、戦略と創造性によって大きな成功を収めることができます。
LARGO（ラルゴ）は東京の様々な店舗デザインの実績があります。
ご相談は無料ですので、気になることなどお気軽にお問い合わせください。
株式会社LARGO（ラルゴ）は、東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなどの店舗空間デザイン・内装設計・施工・工事を行っております。
新規開業、リニューアルをご検討中の方や、店舗のコンセプトにお悩みの方は、ご相談も受け付けておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
