株式会社LARGO代表。東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなど店舗の空間デザインを行うデザインスタジオ。ジャンルを問わず様々な分野の空間をプロデュースしています。
この記事を読んでいるあなたは、
マツエクサロンの内装費用はどれくらいかかる?
マツエクサロンの内装デザイン事例を探している
集客できるマツエクサロンのポイントを知りたい
上記のように考えているかもしれません。
マツエクサロンの内装デザインは、来店されるお客様の第一印象を大きく左右します。
とはいえ、内装デザインにかけられる費用は無限ではありません。
「できるだけ費用を抑えたいけど、安っぽく見えるのは避けたい」
そんな悩みをお持ちの方必見!この記事では、マツエクサロン内装にかかる費用の相場や、内装費用をコスパ良く抑えるためのポイントを3つご紹介します。
居心地の良い理想のサロン作りに役立つ情報が満載なので、ぜひ参考にしてみてください。
店舗設計・内装デザインの株式会社LARGO(ラルゴ)
マツエクサロンの内装デザインの重要性
まずは、マツエクサロンの内装デザインの重要性について、より具体的に掘り下げてみましょう。
- ブランドイメージの形成
- 顧客満足度の向上
- 集客力アップ
- スタッフの働きやすさ
詳しく解説していきます。
ブランドイメージの形成
マツエクサロンの内装は、そのサロンの顔であり、お客様に与える第一印象を大きく左右します。
洗練されたモダンな空間は、高級感やトレンド感を追求するお客様を惹きつけます。
一方で、アットホームな雰囲気は、リラックスを求めるお客様に安心感を与えます。
内装デザインは、サロンが目指すブランドイメージを視覚的に表現し、お客様にその世界観を体験してもらうための重要な要素です。
顧客満足度の向上
心地よい空間は、お客様の満足度を向上させる上で欠かせません。
施術を受ける間、お客様はリラックスできる空間を求めます。
柔らかな照明、心地よい音楽、そして居心地の良いソファなど、五感を満足させる空間を提供することで、お客様はより快適に施術を受けることができます。
また、清潔感のある空間は、衛生面に対する安心感を与え、リピートに繋がります。
集客力アップ
魅力的な内装は、新規顧客の獲得にも繋がります。
SNS映えするようなフォトジェニックな空間は、お客様が自らSNSに投稿するきっかけとなり、口コミによる集客効果が期待できます。
また、内装デザインは、ターゲットとするお客様層を明確にし、その層に響くような空間作りをすることで、より効果的な集客が可能になります。
スタッフの働きやすさ
内装は、お客様だけでなく、働くスタッフにとっても重要です。
動線設計が適切であれば、施術の効率化が図られ、スタッフの負担を軽減できます。
また、快適な空間で働くことで、スタッフのモチベーション向上にも繋がり、結果的にサービスの質向上にも影響します。
マツエクサロンの内装費用相場
マツエクサロンの内装費用は、サロンの規模やデザインの複雑さ、使用する材料や設備によって大きく変動しますが、一般的な費用の目安として4つの項目があります。
1. 基本的な内装費用
まず、基本的な内装費用には、壁紙や床材、照明器具の設置が含まれます。
壁紙や塗装の費用は、1平方メートルあたり約1,000円から2,000円程度、床材(フローリングやタイルなど)は同じく1平方メートルあたり3,000円から10,000円程度が相場です。
また、照明器具の価格は1台あたり5,000円から30,000円程度となります。
20~30平方メートルほどの小規模なサロンであれば、これらの基本的な内装費用だけで約20万円から50万円程度がかかります。
さらに、照明やエアコンなどの設備を追加すると、合計で50万円から100万円程度が必要です。
2. インテリアと家具の費用
次に、インテリアと家具の費用を考える必要があります。
施術台やカウンターは1台あたり50,000円から150,000円、待合スペースのソファや椅子は10,000円から50,000円程度が目安です。
また、収納家具(棚やキャビネットなど)も必要で、これには20,000円から100,000円程度がかかることが一般的です。
これらの家具やインテリアを揃えるためには、合計で50万円から100万円程度の予算を見込んでおくとよいでしょう。
3. 設備と電気工事の費用
さらに、設備と電気工事の費用も加わります。
エアコンの設置には100,000円から300,000円、照明やコンセントの設置を含む電気工事には50,000円から200,000円がかかります。
防犯カメラやセキュリティシステムの導入には30,000円から100,000円程度の費用が発生します。
これらの設備と工事にかかる費用は、合計で30万円から50万円程度が一般的です。
4. 装飾やデザイン費用
最後に、サロンのデザイン性を高めるための装飾やデザイン費用も忘れてはなりません。
アートワークや装飾品の費用は1点あたり5,000円から50,000円、観葉植物や花の費用は5,000円から20,000円程度です。
また、デザイン事務所に内装デザインを依頼する場合、その費用は100,000円から500,000円が相場となります。
内装デザイン費用の目安
これらの費用を総合すると、20~30平方メートルのマツエクサロンの内装費用は、100万円から300万円が目安となります。
ただし、より大規模なサロンや、特別なコンセプトを反映させた高級感のあるデザインを採用する場合は、500万円以上の費用がかかることもあります。
予算内で理想の内装を実現するためには、これらの項目をしっかりと計画し、費用の見積もりを詳細に行うことが重要です。
内装費用をコスパ良く抑えるための3つのポイント
マツエクサロンの内装費用をコストパフォーマンス良く抑えるためには、以下の3つのポイントに注目しましょう。
①素材と設備の選定を工夫する
②再利用可能な家具や装飾を取り入れる
③業者選びと時期を慎重に検討する
詳しく解説します。
①素材と設備の選定を工夫する
内装の高級感を演出するためには、高価な素材や設備が必要と思われがちですが、使用する素材や設備の選び方次第でコストを大幅に抑えることが可能です。
例えば、フローリング材には、見た目は本物の木材のようでも実際には安価な合成素材を使用することで、コストを大幅に削減できます。
また、照明も高価なデザイナーズライトではなく、デザイン性の高い既製品を上手に配置することで、空間の雰囲気を損なうことなく、費用を抑えることが可能です。
②再利用可能な家具や装飾を取り入れる
中古家具や再利用可能なインテリアアイテムを取り入れることで、費用を抑えることができます。
例えば、質の高い中古の施術台やカウンターを購入し、新たなデザインに合わせてリメイクすることで、コストを抑えながらも個性的でスタイリッシュな空間を作ることができます。
また、リサイクル素材を活用したデザインは、環境にも配慮した選択として評価されることがあります。
③業者選びと時期を慎重に検討する
内装工事を依頼する際には、複数の業者から見積もりを取り、価格だけでなく、過去の施工実績やレビューを比較することが重要です。
また、内装工事の繁忙期を避けて、オフシーズンに依頼することで、割引や特典を受けられる可能性も高くなります。
業者選びに慎重を期し、施工時期を工夫することで、よりコスパの良い内装が実現します。
信頼できる業者の見極め方
コストを抑えるコツを知りたいと考える場合、信頼できる業者に相談するのが一番効率的です。
しかし、そんな業者はどうやったら見つかるのか、悩まれる方もいるのではないでしょうか。
信頼できる業者の見極め方には、いくつかのポイントがあります。
<評判と実績を確認する>
まず、業者の評判を確認しましょう。インターネットのレビューや口コミサイトを活用するといいです。
次に、業者の実績を調査します。実績が豊富であれば、それだけ信頼性も高いということです。
<対応の姿勢や提案の内容に注目する>
気になる業者が見つかったら、それらの会社に問い合わせをして見積を依頼しましょう。
誠実で分かりやすい説明をしてくれる業者であれば、安心感を得られます。
さらに、問い合わせに対するレスポンスの速さも、信頼性を見極める一つの指標となります。
<見積もりの取り方と比較方法>
最低でも3社以上の見積もりを取り、その内容を比較するようにしましょう。
見積もりの項目が詳細で明確であれば、後々のトラブルを避けることができます。追加料金やオプションの有無も確認するようにしましょう。
それぞれの業者の強みやサービス内容も比較のポイントです。
見積もりを取る際には、同じ条件で依頼することが大切です。同じ条件でなければ、正確な比較ができません。
安すぎる見積もりには注意が必要で、品質が低かったり、追加費用が発生する可能性があります。
適正価格の中で、最も信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
サロンのデザイン事例
曲線を使ったモダンデザイン
- LOCATION:宮城県
- TOTAL AREA:106.1㎡(32.1坪)
韓国カフェのような心地よい雰囲気を目指し、曲線を多用した斬新なデザインアプローチが特徴のサロンです。
木材の自然な質感とコンクリートやステンレスのクールな質感の対比が、デザインに深みを作り出し、モダンで洗練された印象を与えます。
サロン内のレイアウトは、お客様のプライバシーを確保しつつ、施術者が効率的に業務を行えるよう工夫されています。
トレンドを抑えたサロンデザイン
- LOCATION:千葉県
- TOTAL AREA:122.7㎡(37.2坪)
モルタルとステンレスを用いてシャープで洗練された印象のサロン。
艶のあるタイルや波板ガラスのパーテーションを採用して、透明感のある空間を演出しています。
全体的に、近年人気のある韓国カフェ風のデザインを取り入れ、シンプルでありながらスタイリッシュな雰囲気に仕上げています。
エレガントで艶感のあるサロンデザイン
- LOCATION:千葉県
- TOTAL AREA:85.6㎡(25.8坪)
ゴールドとホワイトを基調としたエレガントな内装デザインが特徴です。
淡いアッシュの木部を取り入れることで、ナチュラルで爽やかな雰囲気を演出しつつ、柔らかなアーチデザインを各所に配置し、空間に温かみを加えています。
さらに、ポイントとしてゴールドの艶感を取り入れることで、アイラッシュサロンとしてカジュアルになりすぎないバランスの取れた空間を作り上げています。
美容所登録も忘れずに
マツエクサロンを開業する際には、「美容所登録」を行うことが法律で義務付けられています。
これは、美容業を営む施設が適切な基準を満たしていることを証明するもので、消費者が安心してサービスを受けられる環境を整えるために必要です。
登録の要件
美容所として登録されるためには、以下の要件を満たす必要があります。
- 施術スペースの衛生基準:
サロン内の施術スペースは、清潔で安全な環境を保つための基準を満たしている必要があります。具体的には、適切な換気設備、消毒設備、および十分な照明が求められます。 - 設備の配置:
施術に使用する器具や材料の保管場所、手洗い設備、消毒施設が設けられていることが必要です。また、施術スペースは十分な広さが確保され、必要な設備が適切に配置されていなければなりません。 - 美容師の配置:
美容所には、資格を持った美容師が常駐している必要があります。マツエク(まつげエクステンション)は美容師免許が必要な業務に該当するため、必ず美容師免許を有するスタッフが施術を担当します。
美容所登録の手続きは、サロンの所在地を管轄する保健所で行います。
まず、保健所から申請書類を入手し、施設の図面や設備の配置図、美容師免許の写しなども併せて提出しましょう。
審査が通れば美容所登録証が交付されますので、登録証をサロン内の見やすい場所に掲示するようにしてください。
- 東京都保健医療局「美容所の開設に関する基準等について」
- 東京都保健医療局「まつ毛エクステンションについて」
マツエクサロンの内装は工夫次第でコストカットできる
この記事では、マツエクサロンの内装デザインがサロンの成功にどんな影響を与えるかを解説しました。
内装は、サロンのブランドイメージを形成し、顧客満足度や集客力の向上に直結します。
理想のサロンを実現するためには、計画的なコスト管理が不可欠です。
LARGOでは、これまで様々なマツエクサロンの内装を手掛けてきました。
オシャレな内装にしたい、コストを抑えた内装を相談したいという方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
株式会社LARGO(ラルゴ)は、東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなどの店舗空間デザイン・内装設計・施工・工事を行っております。
新規開業、リニューアルをご検討中の方や、店舗のコンセプトにお悩みの方は、ご相談も受け付けておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。