美容室の内装

美容室のリフォーム費用はいくら?コストを抑えるポイントと注意点を解説

予算を抑えるためのポイント

この記事を読んでいるあなたは、

 美容室をリフォームする場合の相場を知りたい

 リフォーム工事中の営業はどうしよう?

 美容室のリフォームが上手くいく業者選びのポイントは?

上記のように考えているかもしれません。

 

新規オープンの際はもちろん、老朽化対策など、何かと費用がかさむ美容室のリフォーム。

予算はできるだけ抑えたいけれど、クオリティは落としたくない…と悩んでいるオーナー様も多いのではないでしょうか?

リフォームはお店の雰囲気を一新し、顧客満足度を高める重要な投資ですが、見積もりや施工期間、予算計画など知っておくべきポイントも多々あります。

この記事では、オーナー様の悩みを解決すべく、美容室をリフォームする際のポイント、さらに費用を抑える方法を、分かりやすく解説します。

店舗設計・内装デザインの株式会社LARGO(ラルゴ)

株式会社LARGO(ラルゴ)は、東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなどの店舗空間デザイン・内装設計・施工・工事を承っております。
お気軽にご相談ください。

美容室の内装リフォームにかかる費用の相場

美容室の内装リフォームにかかる費用の相場美容室の内装リフォームにかかる費用は、店舗の規模や工事内容によって異なります。

10坪ほどの小規模な美容室の場合、壁紙の張替えや床材の変更など、部分的なリフォームで100万円から300万円が相場です。

一方、30坪ほどの大規模な美容室で、シャンプー台や待合スペースの増設などを行う場合は、500万円から1,000万円以上の費用がかかることも珍しくありません。

美容室のリフォームにかかる費用項目

美容室のリフォームにかかる費用項目費用項目としては、大きく分けて「設計費用」「内装工事費用」「設備費用」の3つに分けられます。

設計費用は、全体の10~15%程度が目安です。

内装工事費用には、床材や壁材、天井材などの費用が含まれます。設備費用には、シャンプー台やセット面、照明器具などの費用が含まれます。

これらの費用項目に加え、電気や水道などの設備工事費や、看板設置費用、家具や雑貨などの費用も必要になります。

内装業者に見積もりを依頼する際には、これらの費用項目を全て含めてもらうようにしましょう。

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美容室のリフォーム費用を抑える方法

美容室のリフォーム費用を抑えるポイントはいくつかあります。

シンプルな内装にする

Carelly Chofu AMIX
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「Carelly Chofu AMIX」(東京・約18坪)の内装デザイン事例はコチラ

シンプルな内装は、材料費や施工費を抑えられるため、リフォーム全体のコストを削減できます。

また、流行に左右されないため、長期的に見てコストパフォーマンスに優れています

シンプルで洗練されたデザインは高級感を醸し出しブランドイメージに確立にも有効です。

既存の設備を活用する

既存の設備を活用する既存の設備を活用すれば、新しい設備を購入するコストを削減できるだけでなく、設置にかかる手間や費用も省けます。

また、設備に馴染みがあるため、スタッフの使い勝手も良く、スムーズな運営が可能になります。

設備を部分的に新しくすれば、全体のコストを抑えながらも新しい機能やデザインを取り入れることができ、リフォームの効果を最大化することができるでしょう。

補助金や助成金を活用する

補助金や助成金を活用する自治体によっては、美容室のリフォームに補助金や助成金を支給している場合があります。

補助金や助成金を活用できれば、費用の一部をカバーすることができます。

最新の制度を確認し、利用できるものがないか調べてみてください。

費用をかけるべき場所とかけない場所を整理する

maison mile
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「maison mile」(東京・約23坪)の内装デザイン事例はコチラ

美容室のリフォームは、費用対効果を見極めることが重要です。集客に繋がる部分には積極的に投資しましょう。

例えば、お客様が長時間過ごすセット面やシャンプー台の改装は、快適性を高め、満足度向上に繋がります

最新の設備を導入すれば、サービスの幅も広がるでしょう。

一方、バックヤードやスタッフ専用スペースは、機能性を重視し、費用を抑えることができます。

内装も、過度な装飾を避ければ、コストダウンが可能です。

初期費用とランニングコストの確認

初期費用とランニングコストの確認美容室のリフォーム費用は、今後の経営に関わる大切な投資ですが、予算は限られているため初期費用とランニングコストのバランスを考えて計画しましょう

初期費用を抑えたい場合は、既存の設備を活用したり、中古のシャンプー台や椅子を導入したり、壁紙をDIYで施工したりする方法があります。

一方、ランニングコストを抑えるには、省エネタイプの機器を選定したり、水道代を削減できるシャワーヘッドを導入するなど、工夫次第で費用を抑えることが可能です。

リフォーム中の工事期間に注意

リフォーム中の工事期間に注意美容室のリフォームは工事中は営業できない日が発生するため、余裕を持ったスケジュール調整が欠かせません。

工事内容や規模によって工期は大きく変わるので、施工業者と綿密に打ち合わせるようにしましょう。

例えば、壁紙の張り替えだけなら数日ですが、大規模な内装変更や水回りの工事となると、数週間かかる場合も

お客様への周知期間も考慮しましょう。

リフォーム中の工事期間に注意事前にブログやSNSで告知したり、予約時に伝えたりすることで、お客様の混乱を最小限に抑えられます。

余裕を持ったスケジュールを組み、お客様満足度を維持したままリニューアルオープンを迎えましょう。

リフォーム工事中の営業対策

EMANON share salon
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「EMANON share salon」(東京・約43坪)の内装デザイン事例はコチラ

美容室リフォーム中も営業を続けるためには、きちんと計画することが大切です。

まず、リフォーム期間中の代替店舗の確保です。顧客に安心して来店してもらうために、近隣の仮店舗やシェアサロンを利用することが多いです。

また、リフォームの進行状況をSNSやホームページで随時報告し、顧客とのコミュニケーションを保つことも重要です。

リフォーム後の店内レイアウトやサービス内容を事前に告知して、リニューアルオープンに向けた期待感を高める施策も欠かせません。

リフォームと営業対策をバランスよく進めることで、事業の継続性を確保します。

美容室の内装業者を選ぶポイント

美容室のリフォームは、集客アップにも繋がるため、内装業者選びは慎重に行いたいもの。

美容室の内装業者を選ぶポイントをいくつか紹介します。

実績と提案力

実績と提案力実績豊富な業者を選ぶことで、お客様の理想とする空間づくりや、動線計画、機能性も考慮した設計を実現できます。

過去の施工事例を参考にしながら、具体的なイメージを伝えられる安心感も魅力です。

さらに、要望を丁寧にヒアリングし、最適なプランを提案してくれる業者を選びましょう。

予算やコンセプトに合わせた素材選びや、最新のデザイントレンドを取り入れた提案があれば、より理想に近い美容室が完成するでしょう。

評判を調べる

評判を調べる口コミサイトやSNSで評判を調べるのも良いでしょう。口コミは、実際の顧客の体験に基づく信頼性の高い情報です。

ポジティブな評価だけでなく、ネガティブなフィードバックも確認できるため、業者の長所と短所を総合的に判断する材料となります。

ただし、インターネット上の情報だけを全て信用するのではなく、気になった業者がいれば実際に打ち合わせをして相談してみるのも有効です。

得意分野で選ぶ

得意分野で選ぶ内装工事会社には、それぞれ得意分野や特徴があります。

デザイン性を重視するなら、空間デザインを得意とする会社を選びましょう。豊富な実績を持つ会社は、集客効果の高いおしゃれな空間を提案してくれます。

一方、低価格で施工したい場合は、コストパフォーマンスに優れた会社がおすすめです。シンプルな内装でも、機能性や清潔感を重視した空間作りを得意としています。

会社によって得意分野や価格帯は様々です。内装工事会社を選ぶ際は、複数の会社に見積もりを依頼し、デザインや費用、サービス内容を比較検討することが大切です。

見積もりをとる

見積もりをとるおおまかな項目ではなく、詳細な情報が分かる見積もりをとりましょう。

項目ごとに具体的な金額が記載されていると、不明瞭な点を少なくできます。

アフターサービスについても情報があるかどうかも確認しましょう。業者によっては追加費用が後から発生する場合もありますので、その点にも気を付ける必要があります。

さらに、納期や保証期間も見積もりに記載されているか確認することが重要です。これにより、不測の事態に備えることができます。

見積もりを取る際には、一社だけではなく、複数の業者に依頼するようにしましょう。

複数の見積もりを比較することで、それぞれの業者の強みや特徴を把握することができます。その上で、自分にとって最も適した業者を選ぶことが可能になるのです。

相見積もりは、相場感もつかめるため、不当な高額請求を避けることもできます。

美容室の内装リフォームでよくあるトラブル

内装リフォームでのトラブルは営業再開の遅れや追加費用の発生につながるため、できれば避けたいものです。

工事を始める前に入念な打ち合わせを行い、不安要素は無くしておきましょう。

1.工期の遅延

1.工期の遅延リフォーム工事が予定通りに進まず工期が遅れると、美容室の営業再開が遅れ、収入の損失が発生する可能性があります。

工期遅れの原因としては、資材の納品遅れ、施工中の予期せぬ問題の発生、業者のスケジュール管理の不備などが考えられます。

2.予算オーバー

見積もりよりも実際の費用が大幅に増加することがあります。

これは、計画段階での見積もりが不十分であったり、追加工事が発生したりする場合に起こります。

また、予期せぬ修理や変更が必要になった場合も予算オーバーの原因となります。

3.デザインイメージと実際のズレ

3.デザインイメージと実際のズレデザイン段階でイメージしていたものと、実際に完成した内装が異なることがあります。

これは、コミュニケーション不足や設計図の解釈の違い、材料の選定ミスなどが原因です。

結果として、期待した雰囲気や機能が実現されず、追加の修正工事が必要になることがあります。

4.法規制や許可の問題

リフォームには建築基準法や消防法などの法規制が関わるため、これらを無視して進めると、後から違法な施工として修正を求められることがあります。

また、必要な許可を取らずに工事を始めると、工事の中断や罰金を科せられることもあります

5.保証やアフターサービスの不備

5.保証やアフターサービスの不備リフォーム後に問題が発生した際に、業者が適切な対応を取らない場合があります。

保証期間やアフターサービスの内容が明確でないと、修理費用が追加で発生し、トラブルの原因となります。

これらのトラブルを防ぐためには、事前の計画と準備、信頼できる業者の選定、綿密なコミュニケーションが重要です。

美容室のリフォーム費用を抑えつつ理想的な店舗を作り上げましょう

美容室のリフォーム費用を抑えつつ理想的な店舗を作り上げましょう美容室のリフォームを検討する際、新規オープンのときとは違う検討材料が出てきます。

既存の設備を使えるかどうか、今リピートしてくれている顧客層にマッチするか、工事期間中の営業はどうするか等、様々な視点が必要です。

リフォーム費用の予算の相談ができたり、トラブルを最小限に抑えてスケジュール通りに勧めるには、経験豊富な業者が頼れる存在になるのではないでしょうか。

 

LARGO(ラルゴ)は、美容室の内装デザイン実績が豊富な会社です。

美容室のデザイン事例はLARGO(ラルゴ)の事例紹介ページでもご覧いただけます。

美容室の内装についてのご相談は随時受け付けておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

ABOUT ME
辰巳 亮

株式会社LARGO代表。東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなど店舗の空間デザインを行うデザインスタジオ。ジャンルを問わず様々な分野の空間をプロデュースしています。

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