店舗内装の知識

【オフィスの内装デザイン】効果や費用、事例をご紹介!

【オフィスの内装デザイン】効果や費用、事例をご紹介!

この記事を読んでいるあなたは、

 オフィスの移転に伴う内装デザイン会社を探している

 新しい労働環境に対応できるオフィスづくりをしたい

 社員のモチベーションが上がるオフィスについて検討している

上記のように考えているかもしれません。

現代のビジネス環境では、オフィスは単なる「働く場所」を超え、企業の価値観や文化、ブランディングの象徴としての役割も果たすようになっています

また、従業員のモチベーションや生産性に影響を与える要素として、オフィスの内装やデザインの重要性にも関心が集まっています。

今回は、働きやすいオフィスを実現するためのデザインのポイントや最新トレンド、実例などを詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

まずは、オフィスデザインの基本的な意義とその効果について深掘りしていきましょう。

店舗設計・内装デザインの株式会社LARGO(ラルゴ)

株式会社LARGO(ラルゴ)は、東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなどの店舗空間デザイン・内装設計・施工・工事を承っております。
お気軽にご相談ください。

オフィスデザインの意義と効果

オフィスデザインの意義と効果

オフィスの内装デザインは、ただ見た目を良くするだけではありません。

デザインは会社の価値観やカルチャーを反映するとともに、働く従業員たちのやる気を左右する要素にもなります

ここでは、オフィスデザインの主な効果を3つご紹介します。

1.企業イメージの向上

オフィスデザインは、訪問者やクライアントにとって会社の第一印象になる重要な要素です。

独自性のあるデザインや、ブランドカラーを取り入れた内装は、会社のアイデンティティを強く印象付けることができます。

これにより、企業の信頼性やプロフェッショナルさが伝わりやすくなるでしょう。

2.従業員のモチベーションの向上

快適なオフィス環境は、従業員のモチベーションや生産性の向上にも効果があります。

明るく開放的な空間や、リラックスできる休憩スペースは、ストレスを減少させ、クリエイティブなアイディアを生み出す助けとなります。

従業員のモチベーションの向上

3.優秀な人材の確保にも

現代の労働市場では、オフィスのデザインや設備は、優秀な人材を引き寄せるための大きな武器となります。

特に若い世代の求職者は、働く環境の良さを重視する傾向にあり、魅力的なオフィスデザインは採用のアドバンテージとなるでしょう。

オフィスデザインの考え方

オフィスデザインは、単なる美的な要素だけでなく、機能性や効率性も重要とされます。

オフィスの使いやすさや、従業員の心地よさもデザインの要点として挙げられます。

以下に、オフィスデザインを考える上での基本的なポイントをまとめました。

オフィスデザインを考える際の基本ポイントをおさえる

オフィスデザインを考える際の基本ポイントをおさえる

LARGO(ラルゴ)手掛けたオフィス「CAPITAL PARTNER office」(東京・約71坪)の内装デザイン事例はコチラ

機能性

オフィスのサイズや形状、業種に応じて、どのようなレイアウトや家具が適切かを考慮します。

快適性

従業員がストレスなく働ける環境を整えることが大切です。適切な照明や通気性、騒音対策などが含まれます。

柔軟性

変化する業務のニーズに対応できるよう、レイアウトの変更が容易なデザインが良いでしょう。

オフィスの課題を洗い出す

オフィスの内装デザインの検討を始める前に、現状のオフィスの課題を洗い出す作業が必要です。

これにより、デザインが解決すべき具体的な問題点を明確にすることができます。

また、オフィスを通して伝えたい企業のメッセージや価値観を明確にし、それを反映したデザインを考えることも重要です。

オフィスの課題を洗い出す

具体的な方向性を決める

課題や伝えたいことが明確になったら、具体的な内装デザインの方向性を決定します。

ここで、色や材料の選定、デザインテーマなどの具体的な方向性を決めることになります。

例えば、エコを重視する企業であれば、自然素材やリサイクル材を取り入れるのもお勧めです。

オフィスのレイアウトとデザインのポイント

オフィスのレイアウトやデザインは、業務効率や従業員のモチベーションに直接関わる要素です。

以下に、オフィスレイアウトとデザインの基本的なポイントを詳しく紹介します。

レイアウトの基本4パターン

オープンプラン

LARGO(ラルゴ)手掛けたオフィス「Tres Innovation」(東京・約54坪)の内装デザイン事例はコチラ

一つの大きな空間に複数のデスクが配置されるスタイル。

コミュニケーションが活発になるメリットがあります。

キュービクルスタイル

キュービクルスタイル

パーテーションで区切られた半個室のような空間を持つスタイル。

集中力アップにつながります。

プライベートオフィス

プライベートオフィス

個室型のオフィスで、プライバシーを重視する人や、重要な業務を行う人向けです。

フレキシブルスペース

フレキシブルスペース

デスクや椅子の配置を柔軟に変更できるスペース。多様な業務スタイルに対応するためのものです。

エリア別の機能とデザインの要点

受付エリア

企業の顔となる場所で、訪問者に与える第一印象となります。

ロゴや企業カラーを効果的に配置しましょう。

ミーティングスペース

ミーティングスペース

LARGO(ラルゴ)手掛けたオフィス「CAPITAL PARTNER office」(東京・約71坪)の内装デザイン事例はコチラ

静かで集中できる空間が求められます。

ホワイトボードやプロジェクターの設置も検討しましょう。

リラックスエリア

休憩やカジュアルな打ち合わせに使用できる場所。

ソファやカフェテーブルを配置します。

共有スペース

共有スペース

LARGO(ラルゴ)手掛けたオフィス「CAPITAL PARTNER office」(東京・約71坪)の内装デザイン事例はコチラ

オープンで、多くの従業員が利用する場所。

通路を広く取り、移動がスムーズになるよう配慮しましょう。

従業員の働きやすさとデスク配置

デスク配置は、従業員の働きやすさに直結します。

足元のスペースや、収納場所、周囲の騒音など、デスク周辺の環境をより良くすることが大切です。

また、各従業員の業務内容に合わせたデスクの大きさや形状の選定も、効率的な業務をサポートします。

LARGOは様々なデザイン実績をウェブサイトに掲載中です。ぜひご覧ください。

コロナ禍の影響と最新のオフィスデザイントレンド

コロナ禍の影響と最新のオフィスデザイントレンド

新型コロナウイルスの影響は、オフィスデザインの領域においても大きな変革をもたらしました。

テレワークの急速な普及、ソーシャルディスタンスの維持の必要性、そして健康や安全への意識の向上は、オフィス空間について改めて考えるキッカケになりました。

こうした中、最新のオフィスデザイントレンドが生まれています。

柔軟に対応できるレイアウト

テレワークを導入した企業では、オフィスの使用人数が日々変動するため、移動式の家具や間仕切りを用いて、レイアウトを柔軟に変更できるデザインが求められるようになりました。

ウェルネスと健康の促進

空気の浄化機能を持った植物の配置や、自然光を最大限取り入れるデザインなど、従業員の健康を考慮した空間作りがトレンドとなっています。

テクノロジーの統合

非接触技術の導入や、オンラインミーティングがスムーズに行える設備の強化など、テクノロジーの統合が進められています。

テクノロジーの統合

リモートワークとの両立

オフィス内に「サテライトオフィス」を設け、リモートワークとの併用を前提とした空間設計が行われるケースも増えてきました。

これにより、効率的なコミュニケーションと業務の対応が可能となります。

プライベートスペースの確保

ソーシャルディスタンスの観点から、一人ひとりの作業スペースを広げる動きや、個別のブースを設けるなど、集中力を高める空間づくりが重視されています。

これらのトレンドは、これからのオフィスデザインにおける方向性を示すものとなり、継続的な変化と適応が求められることでしょう。

オフィス内装工事の進め方と注意点

オフィス内装工事の進め方と注意点

オフィスの内装工事は、ビジネスの成長や変化、新たな働き方の導入など、あらゆる場面で必要とされます。

適切な工事を行うためのポイントや注意点を理解して、スムーズで効果的なオフィス改装を実現しましょう。

内装工事の種類と費用相場

オフィスの内装工事には、壁の塗装や床材の変更、間仕切りの設置、照明の変更など、さまざまな種類があります。

費用は工事の規模や使用する材料、業者によっても大きく異なるため、複数の業者から見積もりを取るのが良いでしょう。

一般的なオフィスの内装工事の相場は、坪単価で10〜30万円程度となっています。

オフィスの内装工事 進め方の基本ステップ

業者の選定

実績や信頼性、提供するサービス内容を基に、適切な内装工事業者を選定します。

口コミや評価、ポートフォリオを参考にすると良いでしょう。

業者との打ち合わせ・見積もり

業者との打ち合わせ・見積もり

業者との初回打ち合わせで、自社の要望や予算を伝え、具体的な工事内容やスケジュールを確認します。

その後、見積もりをとり、詳細を確認・調整するフェーズとなります。

工事の進行と完了

工事が開始されると、進捗を定期的に確認し、必要な変更や調整を行います。

工事が終わった後は、仕上がりを確認し、問題がなければ工事完了となります。

法規制やビルのルールの確認

オフィスビルやテナントビルには、独自の建築ルールや法規制が存在する場合があります。

内装工事を開始する前に、ビルの管理会社や所在地の自治体に確認しましょう。

特に消防法や建築基準法などの法規制には十分な注意が必要です。

オフィスデザインの事例と選び方

バリエーション豊かなデザイン事例

都会的でスタイリッシュなオフィス

モルタルやウッドなどがバランスよく配置され、都会的でありながらも温かみのあるオフィス。

まず、目を引くのはサインと植栽が施されたオープンスペースです。

ここは対話が生まれ、コニュニケーションの中心となる空間に。

都会的でスタイリッシュなデザイン事例

LARGO(ラルゴ)手掛けたオフィス「CAPITAL PARTNER office」(東京・約71坪)の内装デザイン事例はコチラ

天窓のあるデスクは、自然光が入り明るく活気ある空間を演出します。

都会的でスタイリッシュなデザイン事例

LARGO(ラルゴ)手掛けたオフィス「CAPITAL PARTNER office」(東京・約71坪)の内装デザイン事例はコチラ

飽きのこないインダストリアルデザインが魅力のオフィス

ステンレスやアイアンの照明で、インダストリアルな雰囲気を残しつつ、洗練されたデザインになっています。

LARGO(ラルゴ)手掛けたオフィス「Tres Innovation」(東京・約54坪)の内装デザイン事例はコチラ

ものが溢れがちなオフィス内も、一面壁面収納があれば、すっきりとした空間に保つことができます。

飽きのこないインダストリアルデザインが魅力のオフィス

LARGO(ラルゴ)手掛けたオフィス「Tres Innovation」(東京・約54坪)の内装デザイン事例はコチラ

アパレルブランドのオフィス兼プレスルーム

スケルトン天井を備えたデザインで、ホワイトベースにブラック×シルバーのアクセントカラーを組み合わせた内装デザイン。

アパレルブランドのオフィス兼プレスルーム

LARGO(ラルゴ)手掛けたオフィス「Vary Forward」(東京・約25坪)の内装デザイン事例はコチラ

女性向けのブランドイメージに合わせて、壁の角を取り除き、左官で柔らかく優しい印象です。

アパレルブランドのオフィス兼プレスルーム

LARGO(ラルゴ)手掛けたオフィス「Vary Forward」(東京・約25坪)の内装デザイン事例はコチラ

オフィスのデザイン会社を選ぶポイント

実績の確認

実際に手掛けたプロジェクトやクライアントの声を参考に、実力や信頼性を確認します。

提供するサービス

デザインだけでなく、施工やアフターサポート、家具の提案など、トータルでのサポートがあるか確認します。

コストパフォーマンス

見積もりをとり、提案されるデザインやサービス内容が予算内で実現可能か確認します。

これからのオフィスデザインのあり方

オフィスデザインは、企業の成長や変化を映し出すだけでなく、従業員の働きやすさや健康をサポートする大切な要素となっています。

近年では、テレワークやフレキシブルワークの普及に伴い、オフィスの役割やデザインが大きく変わりつつあります。

オフィスは今後、より多機能で変化に対応できる空間が求められるでしょう。

また、健康や環境への配慮を反映したサステナブルなデザインが主流となる可能性もあります。

新しい働き方や技術の進化とともに、オフィスデザインも進化し続けることが期待されます。

ラルゴではオフィスの内装デザインご相談も承っております。

まだ検討段階という方も、まずはお気軽にお問い合わせください。

ABOUT ME
辰巳 亮

株式会社LARGO代表。東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなど店舗の空間デザインを行うデザインスタジオ。ジャンルを問わず様々な分野の空間をプロデュースしています。

店舗の空間デザイン・内装ならLARGOにお任せください

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