美容室の内装

美容室のレイアウトを最大限に活かす方法!内装事例とポイントも解説

美容室のレイアウトを最大限に活かす方法!内装事例とポイントも解説

この記事を読んでいるあなたは、

 美容室に合ったレイアウトを知りたい

 お客様にとって居心地の良い内装を知りたい

 レイアウトを活かした美容室の内装事例を見たい

上記のように考えているかもしれません。

居心地の良い美容室は、内装のレイアウトにもこだわりをもっていることをご存知でしょうか?

美容室の内装デザインがお客様に与える印象は大きく、その印象次第でお店のファンになってもらえるかどうかが左右されます。

この記事では、おしゃれな美容室の空間づくりにおけるレイアウトのポイントや、内装デザイン・インテリアの選び方、さらには内装工事にかかるスケジュールや費用感などについても解説します。

店舗設計・内装デザインの株式会社LARGO(ラルゴ)

株式会社LARGO(ラルゴ)は、東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなどの店舗空間デザイン・内装設計・施工・工事を承っております。
お気軽にご相談ください。

美容室のレイアウトを最大限に活かす方法とは

美容室の広い・狭いに関わらず、居心地の良さ・悪さを感じたことがある方はいるのではないでしょうか?

ここでは、居心地の良い美容室は、どんなことに気を使っているのかをご紹介します。

お客様が快適に過ごせる空間を作る

お客様が快適に過ごせる空間を作る
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「Louwe Shinyurigaoka」(神奈川・約16坪)の内装デザイン事例はコチラ

まずは、お客様が快適に過ごせる空間を作ることが重要です。

待合スペースや施術エリアは、程よい広さとプライバシーが保たれるように配置しましょう。

カーテンやパーテーションを使用して個別の空間を作るのもおすすめです。

スタッフが働きやすい環境を整える

スタッフが働きやすい環境を整える
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「Repro」(東京・約30坪)の内装デザイン事例はコチラ

次に、スタッフが働きやすい環境を整えることも大切です。

作業スペースは十分な広さがあること、必要な道具がすぐに手に取れる場所にあることが質の高いサービス提供にもつながります。

また、照明は暗すぎず、自然光が入るとなお良いでしょう。

スタイリッシュな内装デザインや家具を選ぶ

スタイリッシュな内装デザインや家具を選ぶ
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「AUBE HAIR unli」(大阪・約40坪)の内装デザイン事例はコチラ

スタイリッシュな内装デザインにしたりおしゃれな家具を選ぶと、より魅力的な空間ができあがります。

お客様の好みにあった空間でお迎えすることで、一歩足を踏み入れた瞬間から特別な気分になります。

デザインテイストだけではなく、質感やカラーも重要です。

心地よい雰囲気を作り出すためには、デザインにもこだわりましょう。

エリア別 レイアウトのポイント

各エリアに分けて、さらに詳しくポイントを解説します。

受付(レセプション)

受付
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「VIE Kiyosumishirakawa」(東京・約17坪)の内装デザイン事例はコチラ

受付は美容室の顔、第一印象となる部分です。

受付エリアは明るく開放的にし、初めてのお客様でも入りやすい雰囲気を作りましょう。

待合スペース

待合スペース
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「Lond robin SAKAE」(名古屋・約23坪)の内装デザイン事例はコチラ

快適な待合スペースはお客様の満足度を高めます。

座り心地の良いソファやアームチェア、リラックスできる音楽、最新の美容雑誌やドリンクサービスなど、リラックスできる工夫をしましょう。

また、待合スペースを窓際に設けることで、自然光を取り入れることもできます。

カットエリア(セット椅子)

カットエリア(セット椅子)
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「Toiro Shinjuku」(東京・約38坪)の内装デザイン事例はコチラ

お客様のプライバシーを尊重するために、適度な間隔で椅子を配置しましょう。

カットエリアの照明は、お客様の顔色や髪の色を正確に見るために重要です。

自然光に近い色温度の照明を選び、お客様の顔に影ができないように配慮します。

カットエリアでカラーリングやパーマをする場合は、薬剤の準備や施術に必要なスペースを確保します。

また、薬剤の匂いがこもらないように換気システムを整え、快適に過ごせるような工夫も大切です。

シャンプーエリア(シャンプー台)

シャンプーエリア(シャンプー台)
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「HAIR SALON LATTE Ebisu」(東京・約29坪)の内装デザイン事例はコチラ

シャンプーエリアはリラクゼーションの場として、暖色系の照明や、心地よい音楽、アロマの香りでリラックスできる空間を作りましょう。

シャンプー台は快適な座り心地を考慮し、首や背中に負担がかからないデザインを選びます。

スタッフエリア・バックヤード

スタッフエリア・バックヤード
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「un ami」(東京・約33坪)の内装デザイン事例はコチラ

スタッフエリアは、美容師が効率よく作業できるように、必要な器具や備品がすぐに手に取れるような収納を設けます。

また、スタッフが休憩できるスペースをつくることで、快適な職場環境を用意します。

エリア別のレイアウトのポイント

動線は、お客様とスタッフがスムーズに動けるように、それぞれを考慮したレイアウトを計画しましょう。

特に狭い店舗では、動線の工夫が不可欠です。

これらのアイデアを踏まえて美容室の内装レイアウトを検討することで、機能的でありながらも、魅力的な空間を作り出すことができます。

美容室の内装デザインをおしゃれにするには

美容室の内装デザインをおしゃれにするためには、インテリアデザインを統一感するとワンランク上のクオリティに仕上がります。

美容室の内装デザインをおしゃれにするには
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「REEED」(東京・約23坪)の内装デザイン事例はコチラ

全体のイメージに合った照明や家具を選ぶことで、内装デザインとブランドの価値観をお客様にお伝えすることができます。

さらに、照明は眩しすぎず暗すぎない適度な明るさで落ち着いた雰囲気を出し、ハイセンスな機能性家具をレイアウトすることで美容室の印象をアップさせることにもつながります。

美容室の内装事例を解説!インテリアの選び方も

美容室の内装はお客様の印象を大きく左右する要素で、デザインだけではなく機能面も重視されます。

おしゃれな内装は、空間の効果的な利用がポイント。

インテリアや植物、照明を統一して、オリジナリティのある雰囲気を演出します。

また、イメージに合った椅子やシャンプー台などの設備選びも大切です。

シンプル

シンプル
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「Ways Omotesando」(東京・約25坪)の内装デザイン事例はコチラ

こちらの施工事例「Ways TOKYO(ウェイズ トウキョウ)」の内装デザインは、シンプルでミニマムかつ洗練された空間をコンセプトに設計されています。

家具へのこだわりだけでなく、配線や配管も極力隠してすっきりとした印象に仕上げました。

内装はステンレスとシナの木目のコンビネーションで統一され、各所に丸みを持たせることで、クールな空間にも柔らかな雰囲気を感じさせるデザインになっています。

ナチュラル

ナチュラル
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「hair make nalu」(東京・約34坪)の内装デザイン事例はコチラ

こちらの施工事例「hair make nalu(ヘアメイク ナル)」の内装デザインは、海辺のヴィラを思わせるナチュラルな雰囲気になっています。

ヴィンテージ調の木目を多く使い、リゾート感を演出したデザインが特徴です。

ルーバーの建具と天井のファンが内装の雰囲気を一層引き立てており、広々とした空間を贅沢に使ったレイアウトは、お客様に最大限リラックスしてもらいたいというお店側の思いが反映されています。

インダストリアル

インダストリアル
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「AUBE HAIR lapin」(北海道・約32坪)の内装デザイン事例はコチラ

こちらの施工事例「AUBE HAIR lapin(オーブ ヘアー ラパン)」の内装デザインは、インダストリアルをテーマに全体が設計されています。

元々ステップフロアーだった特徴を活かし、シンプルながらも動きのある空間をイメージしてデザインを設計しました。

各フロアで用途を分け、ゆったりとした贅沢な美容室のレイアウトが特徴です。

シンプルで無骨さを表現しつつ、家具には古材を使用し暖かみを感じられる独特の空間デザインになっています。

意匠照明には、海外の工場で使用されていたアンティークの大きなペンダントライトが採用され、より本物感を演出しています。

リゾート

リゾート
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「AUBE HAIR clair」(東京・約14坪)の内装デザイン事例はコチラ

こちらの施工事例「AUBE HAIR clair(オーブ ヘアー クレール)」の内装デザインは、シルクロードを思わせるオリエンタルスタイルをカジュアルにアレンジしています。

異国情緒溢れるリゾートのようなオリエンタルな空間に、都会的で洗練されたカジュアル感をプラスして設計しました。

全体的に白をベースにしながらも、様々な素材を使用することで空間に表情が加わっています。

セット面の壁はヨーロッパの土壁をイメージしたデザインで、エイジング加工を施し、そこに鏡面ステンレス製のミラー枠を合わせることで、ラグジュアリーで都会的な印象になっています。

和テイスト

和テイスト
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「LATTE Shibuya」(東京・約27坪)の内装デザイン事例はコチラ

こちらの施工事例「LATTE渋谷」の内装は、再開発が進む渋谷の中で、他にはない美容室を目指しデザインされました。

現代の「和」を感じられる空間をコンセプトにコーディネートされています。

コンパクトで横長のテナントを生かし、長手方向の眺めが見通せるレイアウトに配慮され、さらに天井にルーバーを設置して長手のラインを強調しています。

全体的には白木の木目と黒を基調にまとめられ、ストレートな和テイストにポイントで黒を織り交ぜることで、現代的な雰囲気をプラスしています。

都会的な洗練さと和の伝統美が融合した、独特な魅力を持つ内装デザインです。

おしゃれな美容室内装デザインで差別化を図ろう
おしゃれな美容室の内装デザインで差別化を図ろう この記事を読んでいるあなたは、  店舗デザインの色や素材、照明の使い方について興味がある  おしゃれな美容室の内装デ...

おしゃれな美容室の内装アイデア

おしゃれな美容室には、デザインテイストの他にも、いくつかの内装アイデアがあります。

その中でも特に注目したいのが、以下の5つです。

1.質の良い家具

質の良い家具
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「HAIR SALON LATTE Ebisu」(東京・約29坪)の内装デザイン事例はコチラ

美容室でリラックスして過ごすお客様には、快適な椅子やソファが不可欠です。

質の良い家具を選ぶことで、お客様に特別な時間を提供できます。

2.レイアウトの工夫

レイアウトの工夫
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「FILMS Yokohama」(神奈川・約22坪)の内装デザイン事例はコチラ

美容室の空間を有効活用するためには、家具や設備の配置に工夫が必要です。

例えば、鏡や照明の位置を調整することで、広々とした空間を演出することができます。

3.機能的な収納アイディア

機能的な収納アイディア
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「THE YKP」(東京・約13坪)の内装デザイン事例はコチラ

機能的な収納アイディアを取り入れることで、スペースを有効活用し、見た目も美しく整えることができます。

例えば、シンプルなデザインのキャビネットを設置し、雑貨や機器を収納できるスペースを確保しましょう。

また、店舗の特徴やコンセプトに合わせたおしゃれな収納グッズを選ぶことも大切です。

ナチュラルな雰囲気を出したい場合は、木製のキャビネットや棚を取り入れると良いでしょう。

さらに、アクセントとしての機能も兼ね備えた収納もおすすめです。

例えば、照明を取り付けたシェルフや、観葉植物をディスプレイできる壁面収納など、見た目と機能性を兼ね備えたアイテムを取り入れることで、空間に個性をプラスすることができます。

4.床と壁の色を統一する

床と壁の色を統一したデザイン
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「Wistaria」(東京・約12坪)の内装デザイン事例はコチラ

床と壁の色を統一したデザインは、空間にまとまりを持たせ、高級感を演出する効果があります。

また、統一感のある色使いは、空間の広がりや落ち着きを感じさせることができます。

例えば、自然素材の床材や壁材を選び、ナチュラルな印象を与える方法や、コンクリートを用いたシンプルなデザインを取り入れる方法も。

5.Instagram映えのある装飾アイテム

Instagram映えのある装飾アイテム
LARGO(ラルゴ)手掛けた美容室「Lond damskRose Nagoya」(愛知・約25坪)の内装デザイン事例はコチラ

Instagram映えのある装飾アイテムを取り入れることで、訪れたお客様がSNSでシェアしたくなる空間を演出します。

例えば、アンティーク調の家具や照明、グリーンを配置することで、ナチュラルでおしゃれな雰囲気をつくることができるでしょう。

また、個性的なサインや看板、特徴的な壁面のデザインなどを用いることで、インパクトを与えることができます。

さらに、お客様が楽しめる工夫も大切です。

例えば、お客様が自分で撮影しやすいようなフォトスポットをつくることで、宣伝効果も期待できます。

また、店内で使われている商品や雑貨を販売するコーナーを設けることもおすすめです。

SNS映えする装飾アイテムを選ぶ際には、店舗のコンセプトやターゲット層を意識しましょう。

コンセプトに沿ったアイテムを取り入れることで、ブランドイメージをより強化し、お客様に印象付けることができるでしょう。

理想的な美容室のレイアウトにするための内装工事

理想的な美容室のレイアウトにするための内装工事

理想的な内装を実現するためには、デザインや素材の選定が欠かせません。

機能性と美しさを兼ね備えた家具や設備は、居心地の良い美容室に不可欠です。

デザインの方向性やブランドのコンセプトが決まったら、次に、工事会社を選びましょう。

工事には、設置や改装が必要な場合があります。

その際、適切な物件選びや施工スケジュールの計画が大切です。

美容室の内装デザインはLARGO(ラルゴ)がおすすめです。

LARGOは美容室の内装デザインの実績が豊富にあり、お客様を魅了する空間づくりを提案します。

 

施工スケジュールと費用の相場

施工スケジュールと費用の相場

施工スケジュールと費用の相場は、事業の規模やサービス内容によって異なります。

費用の相場は、坪単価で約40万円から60万円程度とされています。

ただし、店舗の規模やデザイン、設備の取り入れ方によって、費用は大きく変動します。

最適なプランを見つけるために、複数の会社から見積もりを取ることが大切です。

そして、それぞれの提案内容やコスト感を比較検討しましょう。

スケルトンと居抜きの違い

美容室の内装工事における「スケルトン」と「居抜き」の違いについても知っておくと良いでしょう。

スケルトン

スケルトン

スケルトンとは、内装が何もないまっさらな状態の物件を指します。

壁、床、天井などが基本的な構造のみで、内装や設備は一切備え付けられていない状態です。

そのため、デザインやレイアウトを一から自由に決めることができるメリットがありますが、その分、内装工事には時間とコストがかかります。

スケルトンの場合、坪単価は約40万円から60万円程度が相場です。

しかし、デザインの複雑さや使用する材料の種類、仕様によって費用は大きく異なります。

また、内装工事の工期は長くなる傾向があります。

全てを一から作る必要があるため、通常は数ヶ月かかることが一般的です。

居抜き

居抜き

居抜きとは、前の店舗が使用していた内装や設備を一部または全部引き継ぐ形での内装工事を指します。

基本的な内装がすでに整っているため、必要な部分のみの改装や追加工事で済むことが多く、スケルトンに比べて工期やコストを抑えることが可能です。

居抜き物件の場合、坪単価は約15万円から30万円程度となることが多いです。

既存の内装や設備を活用できるため、スケルトンに比べて費用は低く抑えられ、工期もスケルトンに比べて短くなり、早くて数週間から1〜2ヶ月程度で完了することが一般的です。

スケルトンと居抜きの違い

スケルトンは自由度が高い反面、費用と工期がかかるのに対し、居抜きは費用と工期を抑えられるが、デザインの自由度に制限があるという特徴があります。

美容室のコンセプトや予算、オープンまでの期間などを考慮して、どちらの方法を選択するかを決めていきましょう。

美容室のレイアウトを工夫してお客様に選ばれるお店に

快適な美容室のレイアウトをつくるためには、動線やプライバシー、機能面など細部までこだわる必要があります。

レイアウトを考慮しながらも、おしゃれでオリジナリティのある内装デザインを作り上げるには、実績が豊富なプロに相談すると安心です。

LARGO(ラルゴ)は、美容室の内装デザインが豊富な会社です。

美容室のデザイン事例はLARGO(ラルゴ)の事例紹介ページでもご覧いただけます。

美容室の内装についてのご相談も受け付けておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。お待ちしています。

ABOUT ME
辰巳 亮

株式会社LARGO代表。東京都を中心に全国各地の美容室・サロン・飲食店・病院・オフィス・クリニックなど店舗の空間デザインを行うデザインスタジオ。ジャンルを問わず様々な分野の空間をプロデュースしています。

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